アイリッシュケルトの入門編であり名盤
★★★★☆
アニメシリーズも見ていたので多少ひいき目に見てしまうところがあるが、
普通に聴いてもアイリッシュ・ケルトの名盤といえる作品だと思う。
また、そのスタイルを保ちながらも作中の各場面を盛り上げるような
曲調でアレンジされていることに、曲名を見て改めて気づき驚いた。
もちろん神がかったOPや爽やかなEDも素晴らしいが、それ以外のインスト曲が
雑貨屋やカフェで流れていても全く違和感はないだろう。
それぐらい完成度の高い、単体でも十分に楽しめるレベルの音楽作品といえる。
似たような曲調の作品ばかり
★★☆☆☆
オープニングとエンディング以外は
中世の市場や街道の賑わい、といった民族楽器を使用した同じような曲調の
作品ばかりが7割ほど。リズムもメロディも使用楽器も似ていて曲の区別がつかないくらいです。
もっと様々な曲が使われていると思いましたがちょっと期待はずれです。
ちっちゃな秘密がありんす♪
★★★★★
民族楽器を多様したサウンドが心地よいアルバムです。
サントラの評判を聞きつけて、
テレビアニメと小説を読むようになったのですが、
本当に作風にぴったりな音楽集だと感じました。
ライナーノートは、
ご丁寧にも一曲ごとに演奏者の名前を載せていたり、
紙質もしっかりしていて上品な感じ。
完成度の高いサントラです。オススメします。
濃い。
★★★★★
あの感動のOP曲と、面白いED曲が入ってるだけでも買いなのだが、
もちろんそれだけではない。
ありとあらゆる楽器による、民族系テイスト満載のサウンドが詰まりに詰まっており、
シリアスな場面の曲から、ほんわかしたムードの曲まで、
作品の世界観が惜しみなく表現されているところがすばらしい。
個人的にED曲がTVサイズで入っている点が残念だが、それを無視できるほどの完成度だ。
作品舞台にあわせ古楽を色濃くしたサントラ
★★★★★
吉野裕司さんといえば、BRIGADOON まりんとメランで民族音楽からテクノっぽいものまでかなり広いジャンルの楽曲をだしております。
でも、古楽器を中心としたものとストリングス(弦楽器)が響く楽曲にここまで特化したのは、かなり興味深いと思います。思いの外、1つの曲で使われている楽器が少ないのは、ブックレット2ページにわたって各曲の演奏者を表記していることで分かるはずです。(こういった演奏者の表記も珍しい。省略するものも多いのに)
作品の舞台にフィットした楽曲を素直に聴くも良し、使われている楽器をチェックしながらその音の重なり方の妙に作曲者や演奏者に感心して聴くも良し、手間のかかっているがそれを感じさせない軽快な音楽をお楽しみあれ。
たすきに「ちっちゃな秘密がありんす。さがしてくりゃれ。」とあるのは…すでに他の方のレビューに書かれていますね。