内容はそこそこ。
字が大きくて、ものたりないなぁ。

読み終わっても、「よし！やるぞ！」とはならない。

「芸人学生」の３割程度の満足感かな。

東国原知事の半生をザーっと振り返るのには最適の自叙伝
生まれ育った宮崎での少年時代、東京でのバイト経験、そしてたけし軍団での活躍
そのあと「フライデー事件」と「淫行疑惑」からの見事なV字回復、
ただ、その陰には多くは語られていない離婚問題など波瀾万丈です。
文章は、さすが県政のトップに立つ者として、随所に気遣いがみられ、
その語り自体が「気配りとして」参考になります。
著者が語るように、出版は意見を伝える最良のツールの１つだと感じました。
国政進出・・・期待しています。★４つ

宮崎県のトップセールスマンとして、頑張り続けている知事「東国原 英夫」の、
『少年のとき』から『出馬〜現在〜これから』までの、人生の生き方を、本人自ら
語っている。

東国原知事は、日々、努力されており、メディアがそろって、県議会，
地方視察，国（諸官庁）とのやり取りを取りあげ、日本中に、ニュースと
して流してくれるのは、強い味方になりますね。
強運の持ち主です。
今後の活躍を期待しております。

宮崎県は、どこにあるのか知らない若者（？）が多いように見受けられますが、
毎年、春には、プロ野球の数球団がキャンプを行っている割には、意外と
知られていないのですね。

＜参考になった個所を一つだけ、紹介しておきます＞
第５、芸能活動自粛・大学再入学のときより
「人生というものは不安や不満、失敗がつきものである。もっといえば、
思い通りにいかなことだらけだ。だからといって、いちいち悩んでいても
状況は好転しない。
クヨクヨしているようでは、人生の荒波を乗り越えることはできない。」

　本書には、東国原英夫氏の生き方・生き様が記してある。幼い頃より現在までの経過、その中にあって、どう判断してきたのか？タイトルの通り、東国原英夫の「決断力」が赤裸々に綴られている。
　真っ直ぐで、真っ向勝負の氏にシビれた。

東国原英夫の自伝。
さすがに押さえた表現で、
遠慮も配慮もあちこちに。

現役の県知事としては
しかたがないことだろうが、
知事としても芸人としても書き足りてない。
自己規制。もう一皮剥いでみたい。
そんな印象。（きれいすぎる）

そんな自伝であるが、
生い立ちの秘密（と言っていいでしょう）から大学卒業までにページを割いている。
芸人になりたい、政治家になりたい、という動機の背景が分かる。
リスクを取る生き方も東国原にとっては必然だろうと思えた。
さらっと書いているが、凄絶な生き方。
その人生に強烈に影響する巨星、北野たけし。
この辺は面白かった。

政治家としてセイフティーネットは重視するが、
東国原個人としてはセイフティーネットは不要。
この一節が一番心に残った。
この人らしいと。。。
腹の括り方が違う。
もっと大きな変革を起こしていくのだろう。