詳しくは，ロードバイクセッティングマニュアルのところに書いたので、そちらを参考にしていただきたいが、ロードバイクセッティングマニュアルと文章も写真もまるで同じものであったのがとても残念であった。
こちらの本にはカタログがあるのが違うのでしょうか。
その道の有名人がタイトル変えただけで別の本を出すことがあるようですが、まさかここでそんな本を買ってしまうとは．．．自分に絶句です。
そんなわけで、こちらの本ははじめの数ページを見ただけですべて同じと思ったため、最後まで読んでおりません。お金を出して買ったのに、もったいないことをしました。
ただし、出版年を見るとこちらのほうが古いので、この文句はロードバイクセッティングマニュアルに書くべきかもしれません。ただ、自分が読んだ順番ということで。

エンゾ氏の著書の読者たちは日本語の読解力に欠ける人が多い。
ヘルメットを売ると言っているだけで、売ってやる、なんて高飛車な記述などどこにもないし、プロを参考にしちゃいけないんですかね。
プロを参考にするなんて、どのスポーツにおいても当たり前の事だし、参考にしてはいけないのなら、一体何の為のプロなんだか…
このページは作品に対するレビューのページなのだから、エンゾ氏を批判したいだけなら、どうぞ2ちゃんねるでやって頂きたい。
私はエンゾ氏の信者でもなければ、会った事すらない。
ひいき目なしでレビューすれば、この本には「ロードバイクに乗るならバイクのセッティングもライディングフォームもカッコ良く乗ろうぜっ!その方が結果として上達するよ!」と書かれている。逆にそれ以外の事は書かれていない。
何もたかだか一冊の本に書かれている事が全てではないので、気に入らない部品は飛ばして読めば良いだけの話である。
でもビギナーが素直な気持ちで読めば参考になる記述が多いはず。それに、バイクのセッティングは一朝一夕に出来るものではないので、本書を参考に、自分なりにセッティングを煮詰めていけば良い。
こんな事ぐらい理解出来ない人達って、日本語読めないのかな?バイクをカッコ良く乗って何が悪い?
ちなみに私はこの本は大変参考になったけど、私の持論でヘルメットはカッコ良くかつ、安全に走る為には欠かせないアイテムだと思うので被ります。
何も全てエンゾ氏の真似をする必要などないのだから…

競技志向の人には向いているかもしれない。
しかし自転車を楽しんで乗りたい、どこか近場まで旅したい、
なんて思ってる人には苦痛以外の何物でもない。
乗り方から細かいセッティングまで、
「こうしなければならない」「こうしないとかっこ悪い」などの
決めつけ＋押し付け論に終始しており、著者の視野の狭さがうかがえる。
もっと肩の力を抜いて楽しみたい人は買うだけ損です。

ここのレビューの評価があまりよくありませんが、意外とおもしろく読めました。
”カッコよくセッティングされたロードバイクにカッコよく乗るにはどうすればよいか”的な著者の美学というか思想というかが自分と合致したので、購入してよかったと思います。

たとえば、シートポストはXXcmくらい出ていて、ステムの長さはXXcmくらいの方がかっこいいとか、そういうこだわりのある方にはオススメできると思います。

ただ、確かにセッティングの根拠が理論的かと言われればそれほどではないので星４つということで。

正直言ってこの方の考え方のみをひたすら書き殴っただけの本。
肝心なセッティングの方も、
「プロがこうしているから・・・」
「プロが使っていないから・・・」
等の文章が目立ち、何故こういうセッティングにするべきなのか？
という肝心なところが書いていない。（書けない？）

端的に言えば、経験が不足している頭でっかちの人間が、初心者に対しエラそうにする為に書いた本。