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西の善き魔女〈8〉真昼の星迷走 (中公文庫)

価格: ¥680
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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少し残念…。 ★★★★☆
なんともしっくりとこない最後でした。
8巻まで一気に読んだのですが、ここで終わり?という感じで少し残念です。
  
作品自体は、壮大な世界観と荻原規子さんの情景描写の素晴らしさで、つづきが
気になって仕方のないとても惹きつけられるものでした。

一部疑問が残ったところもありましたが、1度読んでみる価値はあると思うので
機会のあるときに読んでみてください。
最後はちょっと惜しかった ★★★★★
まだ13歳なもので、全体を見るととてつもなく面白かったのですが(特にルーンがキスをねだるところなどはニヤニヤしてました 笑)最後は「え?ここで終わり?」と思いましたね。
ですが本当にここまで続きが気になって気になって仕方なかった本なので☆は5つにしました。
ハッピーエンドで終わったのはとても嬉しいのですが、まだ気になるところが幾つかあります。
一つはルーンとティガの関係なのですが
もう一冊書いてほしいくらいです。

でもとても面白かったので、私くらいの歳(小中学生くらい)の方にはお話に入り込む事ができる本じゃないかなーと思います。
あ〜〜 なんでソコで終わるの!! ★★★★☆
作品自体はすごく感性・知識に溢れていて、すばらしいと思います。
でも、文庫の途中で、この展開で、この調子で、どうやって完結させるんだろぅ…
という疑問が。
おもしろいからこそ、最後は気持ちよく読み終わりたかったのに。
なんでしょう、あの外伝3冊を含めた完結編。わたしの中では、全然終わってませんて。
だれか、続きを書いてくれ〜〜
もやもやして眠れないよぉ
うーん…。 ★★★☆☆
荻原さんの作品は勾玉三部作をはじめ、ほんとに面白いし大好きです。今シリーズもドキドキワクワクの連続で非常に楽しめました。7巻までは…。

率直に言うと、この8巻は「蛇足」ではないでしょうか。まあ外伝なので元から本編とは切り離して考えるのが適切なのかもしれませんが…。

私個人の意見としては、6巻、もしくは7巻で完結した方が気持ちよく読み終えることができたと思います。この2巻の方がほんとのハッピーエンド!って感じがより強いので。8巻で無理矢理詰め込んで終わらさないでも、謎は謎のまま完結してもよかったと思います。

なんだか釈然としません。6巻や7巻で完結ならそのままでも満足ですが、この終わり方では続編がないと納得できません。このもやもやした気持ち、私だけでしょうか…。
壮麗な構想には小さ過ぎるスペース ★★★★☆
著者の実力は名作 空色勾玉 以下の作品で承知しているし,西の善き魔女もアニメ化,マンガ化で人気の高い名品だと思っていた.しかし読んでみると勝手が違う.カラフルな一角獣 (ユニコーン)とか,ヴィジュアルに思いがけないアイテムが出てくるし,キリスト教とその異端,アーサ−王伝説から Shakespere,時空操作(空間の歪)から恐竜まで用いられる知識は広大なので,これなら前代未聞の傑作が展開する,と期待したがどこかで計算違いがあったようである.本伝5冊,別伝3冊という構成がこれを端的に示している.本伝の終りの巻(文庫版のVI)は本来なら大団円なのに,これから戦が始まる.そこで結末は 開かれた結末 で,唐突に終ってしまう.そのためこの文庫版のVIIIが追加されたのだろうが,別伝は本伝の代わりにはなれない.ごく一部を拡大追記するだけである.要するに,この作品は構成を誤った(必要なスペースを過少評価した)のだ.その結果壮麗なファンタジーを読むことが出来なくなったのだと考えられる.何とも表現できない残念な話である.