江戸中期に“おろしや”を横断し、ついには一介の船乗りでありながらエカテリーナ二世に謁見し、日本に帰りついた大黒屋光太夫の旅の軌跡とは!?…という壮大なスケールの企画でありながらも、やはり一番の懸念は「ビール」の確保とうまいメシという、いつものシーナワールドが極北の地でうなっている。『おろしや国酔夢譚』を観てからなら2倍楽しめます。