不慣れみたいだけどやはり面白い
★★★★★
司馬さんの不慣れな西洋史なので、やや史実の迫力に欠け、推定や空想で書いてるところも多い。
それでも面白い。
バスク出身で日本に住んでいたカンドウ神父。
日本語の「こればかりだ」がバスク語として通じたという逸話。
もともと親族はかたき同士だったザビエルとロヨラ。
日本で祀られたエラスムスの像。
ユトリロなどに影響を与えた写真家アッジェ。
鉄砲伝来に役を負った海賊の王直。
著者に「自分はオバケだ。」と言う修道士。
などなど。紀行文として十分楽しめる。
遥かな国・遠い国
★★★★☆
フランスからスペインへピレネー山脈をいく。いつもの深い洞察や思索が。
バスクは孤独である。孤独であるゆえに強く、孤独であるゆえに世界中にいく。
バスクはスペインでもフランスでもない。
国家は後から、やってきた。
戦うザビエル。日本は断りもなしに(?) 大天使ミカエルに献じられた。
GHQの問い合わせ、「本願寺は、悪人になることを勧めているというが本当か?」
全体を通して流れるトーンは、遥かな国、遠い国・・。
少数者を通してみる根本的なテーマ
★★★★★
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素朴な人々
★★★★☆
テレビの「街道をゆく」で「南蛮のみち」を見てバスクに住む人々の素朴さに感動したことから、この1冊を手にとりました。
司馬遼太郎のエッセーでも、バスクのように素朴で純粋な人々・地域が残っていることがわかり、驚かされました。
現在のわが国の状況と対比しつつ読むと、バスクという人々・地域の素朴さ・純粋さに心が洗われました。