レギオス本編でこのレジェンドの説明をしていますが、実際読んだ時にはよくわからずうーん?となりました。やはりレジェンド全三巻を読んだか読んでないかでは本編への理解も雲泥の差がありますね。 今巻は最終巻だけあり、アイレインの揺れながらも強い覚悟、サヤの存在理由とアイレインとの絆、ニルフィリアの兄への愛憎入り交じる複雑な感情、イグナシスの欲求とそれに復讐を誓うエルミなど、登場人物それぞれの思惑も見所で盛り上がります。 本編を読んでなくても、この作品からレギオスに入るのもアリだと思います。それぐらい読みごたえがありました。