本書のおかげで、チャンスをつかめた。
★★★★☆
プレゼン力を磨くために、いろいろと勉強してきました。基本的なスキルに関する本はたくさん出ていますが、この本のサブタイトルには「人生を劇的に変える言葉の魔力」とあります。この言葉に惹かれて読んでみました。
内容は期待どおりのものでした。ある程度プレゼン力を身につけていて、もう一歩磨きをかけたいと思っている方にお勧めです。プレゼンスキルの応用編といった印象です。
私の場合、大きな仕事をつかむチャンスのプレゼンの場があり、そこに向けて本書のテクニックをいくつか取り込んでみました。エンジニアとしてのプレゼンだったんですが、「セールスマンだね。」という言葉をもらいながら、チャンスをつかむことができました。
本書のなかで「職種を問わず、だれもがセールスマンである。」という一文があります。自分の考えを伝えることはすでにセールスマンなんですね。いかに魅力をもって伝えられるかというテーマによい答えを教えてくれました。
プレゼン向け
★☆☆☆☆
一般的なビジネス書ではありません。ある意味「プレゼン」に特化した本。
「話し方」もプレゼンでの説明の仕方というのが正しい言い方だと思います。
劇的に変えるようなものは殆どなく、大切な会議及びプレゼンでの話し方といった
観点で書かれてます。
期待外れでした。
準備と練習は報われる
★★★★★
220ページに亘る話し方講座では、「準備と練習は報われる」
ことが繰り返し繰り返し説かれています。
繰り返すと鈍感になり不安が無くなる「系統的脱感作」て
言葉は始めて見ましたが、やけに印象に残るね。
内容について触れると、準備は「結末から考えて」、「書き
出してみる」ことが挙げられています。また、練習については
「共通点を見つけ"橋を架ける"」「もっとゆっくり話す」こと
が挙げられています。
書き出した後にどう構成すればよいか?その方法は明示されて
いませんが、書き出せば自然とキーワードを繋げられることに
驚かされます。聴衆になったかのように、客観的に構成できる
のが良いのでしょうか。
また、録音すれば分かるのですが、普段の話し方では、聞いて
いると早口と思えるときがあります。「もっとゆっくり話す」
は意識過剰でも良いかもしれませんね。
かなり実用的な本
★★★★★
スピーチの準備から、本番でのふるまい、スピーチが終わってからと
具体的なノウハウがたくさんちりばめられている。
本当の意味でのスピーチの教科書といえる内容である。
とくに準備段階の大切さというのが著者のもっとも重要視するところではあるが、
その準備の細かさ、心の持ち方はすばらしいものがあると思う。
現代ビジネスにおいては、コミュニケーションスキルが必須条件といわれているが、
人前で話すことがあまりない方でも、知っておいて損をすることはないと思う。
日常生活に活かせるようなノウハウは少ないものの、少しでも人前で話す機会のある方は、
必読の書といえる。
話し方の本は、たくさん出版されているが、似通った内容が多いのだが、
この本は、斬新さがあり、ノウハウもしっかりしている名著だと思う。
話し方のエッセンスがキチンと整理されて…
★★★★★
話し方のエッセンスがキチンと整理されています。ただ、翻訳ものなので、少し読みにくい感覚はあります。慣れればなんともないです。