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Complete After Midnight Sessions

価格: ¥1,269
カテゴリ: CD
ブランド: Blue Note Records
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   ナット・キング・コールは、ありとあらゆるファンや批評家から浴びせられた必要以上の叱責や非難に耐えてきた。と言うのも、多くのリスナーを満足させるほどジャズっぽくなく、スターがアングロサクソン系かヨーロッパ系であることにこだわるアメリカのポップ・カルチャーを喜ばすほど白人っぽくもなかったからだ。そうしたあらゆる非難への解答として、コールはピアノを離れてヴォーカリストとして大評判となったのちでも、甘い声で美しく歌いつづけた。この1956年のアルバムは、ジャズらしくないという批判への反撃としてよく知られている。

   セッションに参加しているのはスウィング時代のスターたちだ。ヴァイオリンのスタッフ・スミス、トランペットのハリー・“スウィート”・エディソン、トロンボーンのファン・ティゾル、アルトサックスのウィリー・スミス。このヴァイオリンと管楽器陣はコールの思慮深いピアノの妙技とともに、ギターとドラムとパーカッションを配した準標準的な編成のジャズ・バンドで前面に出ている。コールは即興演奏の奏者としてもオスカー・ピーターソンたちの世代に大きな影響をあたえたが、本作でも一流のピアニストとしての姿を見せつけている。その弾きっぷりは、ピアノ奏者としても完璧であることを証明するものだ。まさに決定盤と言える1枚だ。(Andrew Bartlett, Amazon.com)