『サウンド・オブ・サンダー』は理解あるSF映画ファンの胸中で、特別な位置を占めている。野心的なB級テクノ・アドベンチャーだ。このジャンルに精通していれば、監督がピーター・ハイアムズだと知っても驚きはしないだろう。かつては期待されたSFのスペシャリストであり(いやいや、『2010年』は悪くなかった)、数年おきに『レリック』のような愛すべきB級映画を届けてくれた監督だ。本作は数年間ほど公開延期されてから、2005年の晩夏、ふいに劇場へ投げ売りされた。書きっぷりはあまり褒められないが、センスのいい世界の終わりを描いた脚本は、SF界の巨匠レイ・ブラッドベリ短篇を下敷きにしたもの。時の流れを前後するタイムトラベルでの偶然の出来事が、未来に予期せぬ影響を投げかけて、破壊的な結果をもたらすと警告する内容だ。この場合、些細な出来事が地球の進化そのものに影響を及ぼすことになる。2055年、トラヴィス(エド・バーンズ)は、強欲な企業家(ベン・キングスレー)が主催する“タイム・サファリ”のツアー客を率いていた。不運な客が、地球の進化を混乱させて未来を破壊的な状態に陥らせることになり、シカゴの街が、飢えたヒヒのような恐竜、翼竜ほどの大きさの吸血コウモリ、下水管に棲息する人食い大蛇といった街を破壊する異種な生命体の餌場と化し、タイムマシン発明家のソニア(キャサリン・マコーマック)が巻きこまれることになる。特殊効果は安っぽく見えるし、タイムトラベルの脚本はややガタがきているが、『サウンド・オブ・サンダー』は宣伝過剰な超大作とはちがったタイプの作品で、驚くほど楽しめる。それに……2003年の『タイムライン』よりずっといい。だから、少し大目に見てやっていいのではないだろうか?(Jeff Shannon, Amazon.com)
予算が足りなかったか…。
★★★☆☆
酷評のCGですが異論なしといったところ。が、内容は素直に面白かった♪タイムトラベルを扱った内容に矛盾は付きもので、さほど気にはなりませんでした。ま、予算的問題なんでしょうが「ジュラシックパーク」ばりのCGやセットの出来であるなら間違いなくヒット映画になっていたと思うんですが…。PS 未来の世界に登場する車のデザインはバリエーションが意外と豊富で面白かった♪(勿論CGはちゃちいが…)
最低・・・
★☆☆☆☆
ひどすぎ・・・
CG最低・・・
演技も・・・
DVD買わんどけばよかった。すぐに売りにいったけど・・・
酷評も仕方がないのかな
★★☆☆☆
タイムトラベルやパラドックスを題材にした映画ってのはストーリーが
キチンと上手くできてないと「何?コレ?」となってしまいますよね。
この映画も例外でなく随所に矛盾点があるんですねぇ。
2055年の街の背景も人物と全くとけあってなくてまさに「合成」だし、
何よりストーリーが全然上手くない。
魔法世界を冒険するネコ型ロボット御一行のほうがよっぽど脚本が練ら
ていて秀逸です。
ただ最後の時間の波で、変化した人間の姿にはちょっと笑えたのでそこで
星2つかなと。
ワースト1
★☆☆☆☆
CGのクオリティが酷すぎる!最初の恐竜なんて地方の古びたテーマパークのアトラクションの映像より酷い!この映画を作った人はCGを使ったことがないんじゃないの?というほど酷かった。
(というより使ったことがない人でも、もっと上手く作る人だっていますよ・・)
友達を誘ってわざわざ劇場に足を運んだのですがあまりの酷さに鑑賞後、その友達に謝ってしまいました。
ストーリーは良いんだけど映像の悪さが際だってストーリーの良さを完全に打ち壊して全く楽しめなかった。
どうしても見て見たい人は小説を読んでストーリーを楽しんだほうがいいです
作る人が作ったらもっと良い映画になったんじゃないでしょうか?スピルバーグ監督が作ったら名作になったと思います。
今まで観た映画で間違いなくワースト1位の映画です。
余裕を持ってB級を楽しむ
★★★★☆
確かにCGはチャチだし、背景も合成っぽい。ストーリーもご都合主義的で、最近の意外性
に富んだ、練り上げられた脚本には及ばない。
でも話題の超大作を何本も見続けると、逆にこういうB級映画のテイストが楽しい。
見始めて5分で「これは低予算だ、B級だ」と分かる人は、そのB級テイストも愉しめるは
ず。
「一流」のB級映画。ぜひ楽しんで。