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飛行機の操縦 (PHP新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: PHP研究所
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マニアなら、たまらない! ★★★★★
いわゆる、旅客機の運行手順を詳しく説明しています。マニアレベルなら、すんなり理解できます!
空港に行くのが楽しくなった ★★★☆☆
飛行機が好きでよく空港に行きます。
今まではただ見ていただけだったけど、
この本を読んでからは、
飛行機を見るのがすごく楽しくなりました。

飛行機を飛ばすにも
いろんなことが絡み合ってるんだな、
絶対に失敗しちゃいけないんだ、
などなど、
複雑に絡み合う飛行機の仕組みがわかりました。

ただ、
同じことの繰り返しが多かったような気がするので、
星3つです。
文章がもうちょっと上手だったらいいんだけどな。
きちんと解説されており、興味深い本ではあるが・・・・ ★★★★☆
 民間旅客機のパイロットが飛行機を操縦中にどんな作業をし、どんな点に注意しながら運航を行っているかを具体的に記述した本。
 「第1章 基礎編」、「第2章 出発準備編」、「第3章 離陸編」、「第4章 巡航編」、「第5章 着陸編」となっており、飛行機を飛ばす順序に従って解説がされています。

 私はこの本を読んで、パイロットが様々な事柄に目配りし、状況に対応しなければならない大変さがよくわかりました。
 考えてみると、刻々と変わる気象条件の中で、そしてあんなに多くの飛行機が空を飛び頻繁に離着陸をする中で、瞬時に判断・対応し、事故を起こさないことは本当にすごいことと思います。
 日ごろ「のほほん」と飛行機に乗っていた私ですが、認識を新たにしました。

 ただ、本書は、きちんと解説されている良書とは思いますが、飛行機の操縦にそんなに興味のない私のような人間にとっては、やや単調とも感じました。人によって好みがあると思いますので、内容をみてから買うほうがいいかも知れません。
教養書としてオススメです ★★★★★
もっぱら一般的な教養のために航空関係の本を読む場合、知りたいことのメインは機械の仕組みとかではない。知りたいのはパイロットの認知の様子だ。あとがきにもあるように、本書ではパイロットの暗黙知が披露されているのであり、かなり細かく思えるような技術的な記述ももっぱらパイロットの思考過程(なんと多くのことが要求されていることか!)を明らかにするために記されている。そのため本書は技術入門書ではなく職業別思考過程入門書パイロット編とでもいうべきものとしても読むことができると思う。

パイロット編、なのだが、これまたあとがきにあるように、それは他の仕事にも役立ちうるものだろうと思う。判断に要求されるのは、全体的な視点、集中力の振り分け方、瞬発性、予想、意思疎通の方法、などであり多くの能力が総合的に要求される典型的な仕事だと思う。この典型例から、自分が日常生活や仕事の中で既にやっていること、あるいはやっていないことを振り返ってみれば、視野を広げるのに役立つだろうと思う。

本書の前後でナショナルジオグラフィックチャンネル(スカパーやケーブルなどで見れる)のメーデー!というシリーズ(ニコニコ動画でもたくさん見れる)を見ればもっと楽しめるだろう。このシリーズは事故調査をドキュメントにしたものであり、パイロットとは少し違った視点を提供してくれる。
ドシンという着陸は下手だからではないのだ ★★★★★
この種の本では、機能や仕組みなどを解説したものが多いのですが、本書は飛行機を操縦する上でパイロットが判断しなければならないこととその根拠を扱っています。空気という目に見えず流動的な自然を相手にしている困難さが伝わってきます。
飛行機の着陸時にドシンと着陸するのは、それなりの根拠があり、マニュアルにもそういう着陸方法を薦めているのには驚きでした。
さらにマニュアルはあっても、それでは対処しきれない判断や経験が示されています。