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機長の判断力――情報・時間・状況を操縦する仕事術 (講談社プラスアルファ文庫)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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パイロット業務について知れる本 ★★☆☆☆
元国際線のパイロットが書いた本。

広く機長の業務について書かれているので、パイロットについていろいろな知識が得られた。

本書によれば何か重大な判断を下す際には、前々から準備してある必要があるとのこと。
入念なシミュレーションであったり、詳細な知識の収集であったり、準備がなければ正しい判断は下せないそうだ。
機長は単なる操縦士にあらず ★★★★★
 現役のエアライン・パイロットによる仕事術。
「パイロットが空から学んだ一番大切なこと」の文庫化加筆版。

 機長という職は、単に操縦のみを担うのではなく、
いわばプロジェクトリーダーとして、
フライトというプロジェクトを遂行するものらしい。
 
 その仕事のすすめ方は、実社会においても大いに通用する。
それどころか、リーダーとして仕事をする職業の中で、
もっとも厳しいものではないかと感じた。
 
 なぜなら、普通の会社ではプロジェクトの失敗は、
会社の損失で済むが(それ自体問題だけれども)、
フライトは最悪の場合多くの人命が失われる。
 おまけに判断は先延ばしにできない。
時にはマニュアルにない柔軟な対応も必要だ。

そうすると、
多くの機長が他の分野を学び参考にしているというのも
よくわかる話である。
つまり、そこには仕事の極意が詰まっているのであり、
私たち門外漢が本書を参考にしない手はない、という訳なのである。