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エンゾ・早川のロードバイク解體新書(かいたいしんしょ)

価格: ¥2,520
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: エイ出版社
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相当変わり者でなけりゃ…ここまでやるか? ★☆☆☆☆
エンゾ早川氏はロードバイクの本を何冊も書いているから、これまでよりもっとインパクトのあるバイクの本を出さなければ、出版社も当の本人も売れないと困るからかということか。本人に聞いてみないとわからないが、この本は”ついにここまでやるの?”という印象をぬぐえない。
食傷気味になるような、本文中には、ナルシスト”エンゾ早川”の一糸まとわぬ写真が何枚も載っている。当の本人に言わせれば、「説明に必要だから」ということなんだろうけど、イラストで十分だと思う。
「著者の品格」が問われるのではなかろうか。相当変わり者で、しかも偏屈でなければ、ここまではやらないだろう…。
信者向け ★☆☆☆☆
気持ち悪い裸見て喜ぶ信者向けの本ではないでしょうか?吐きそうになった。
ロングライドの参考になった。 ★★★★★
著者の文章表現には癖があり(自己陶酔や安易な断定)、馴染み難いと思いますが、内容は深いものがあり自転車乗りにはお薦めします。体幹ランニングや古武術の本に共通するものを読後に感じました。この本を参考に自分のライティングポジションを修正し、筋肉を意識して走り方を変えました。利根川サイクリングロードをクロスバイクで手賀沼から犬吠埼まで一日往復してみましたが(約200キロメートル)、特定部位の筋肉痛も発生せず、疲労も少なく、翌日も体の動きが軽く、効き目を実感しました。レースに向くかは判りませんが、ロングツーリングなどの参考になると思います。あと、マトモなロードバイクが欲しくなりました。
研究者の罠 ★★★★☆
ロードバイクほぼ初心者の私には目からうろこの内容ばかりで素晴らしいものした。しかし最後の方の日常生活における骨格と筋肉の使い方の解析はロードバイク乗りの悪い癖を正当化しているだけような気がします。(この本の目的はロードバイクをいかに快適に乗るかに特化しているから当たり前なのですが。)本文から外れますがロードバイクだけでは人間がもっているあらゆる関節を適度に動かすには不十分だと思います。例えばエンゾ氏は水泳などはキックだけはできても背泳ぎで顎を引いて浮かんで両肩の肩甲骨を動かして泳ぐのは得意ではないと思います(興味無いとは思いますが)。
すごい内容だと思います。 ★★★★☆
昨今、自転車に関するいろいろな書籍が出版される中で、「自転車を走らせる事」について
筋肉や骨格を解析し、ここまで詳細に述べた本はいまだかつて無いと思います。

100年近い自転車の歴史の中で、ロードバイクがなぜ高いサドルと低いハンドルという形態に行き着き、
それらを駆るツールのトップ選手や身近な熟練ライダーの方々がなぜ背中にアーチを描く姿勢を保ち、
長い距離・時間を駆け抜ける事ができるのか。
それを読者に気付かせるためのヒントや考察が、この本には沢山書き込まれています。

「できそこないの動物」という記述がありますが、これは進化と共に数多の便利グッズを手にした事によって
本来動物が生きていく上で必要としていた筋肉や骨格の使い方を忘れ、それとともに
いろんな病や問題を抱えてしまった現代人への警笛の意味で使われています。
エンゾ氏の理論通りに走っていない人を指すといった内容で無いことは読めば明らかです。

私は素直に、書き手の熱意が伝わる良い本だと思いました。じっくり勉強できる本です。