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元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[第2版]

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本
ブランド: ダイヤモンド社
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法律の学習につまずきそうなら まずこの本を ★★★★☆
以前から法律の勉強には興味があったものの、文章にどうしてもなじめずここまで来てしまった。

もっと早くこの本に出会っていれば少しは考え方も変わっていただろう。

この本には細かい法令の解説はほとんど書かれていないが、どうやって読めば分かりやすいのかを丁寧に解説してくれている。

そもそも法律ほど論理的に構成させている本は、そうそうないはず。

最近流行ったロジカルシンキングや図解で表現する手法などを学んだ人にはうってつけの本。
法律の基本から学びたい人にオススメ ★★★★☆
条文の構造や法律用語の説明など、類書ではほとんど触れられていない基本的な項目についての記載が充実している、法律の基本が詰まった本だと感じました。
特に法律学は、言葉の使い方1つで法律関係が変わってしまう場合もあり、最初の方の項目で例を示しながら丁寧に法律用語の説明がされている点は、初めて法律を学ぶ人にとって参考になると思います。
また、社会に出て実際に使う法律は、大学では教わらない初めて見る法律の可能性も高く、条文の構造、着眼点や図解の方法などの記述は、多くの人の役に立つと思います。
法学部の学生や資格試験受験者だけでなく、社会に出て法律の知識が必要になった人など、法律の基本をしっかりと身につけたい人にオススメの一冊です。
法の世界でスタートを切る ★★★★★
自分が知財の仕事を始める時に読んだ本です。

知財の仕事をするにあたって、知的財産法の条文を読んだり、
審判の判例を読んだりすることがどうしても出てきます。

自分もそうですが法律の勉強をしたことが無い人に取っては敷居が高いものです。
この本はそんな敷居をグッと下げてくれる一冊です。
ややこしい言葉の解説、条文・判例の構成と読むべきポイント、
こういった法律を学ぶ上での実用的なアドバイスからはじまり、
民法を例にあげて法律の意義を考える事でリーガルマインドを学んで行きます。

知的財産法を含む法律はいろんなルールを定めたものですが
そのルールを覚えるだけでなくなぜそんなルールが出来たのか考えることが
知的財産というものを深く理解することにつながります。

条文・判例などを通じてどうやって知的財産を学んで行くか、
この本を読むとそのとっかかりがつかめるはずです。

法律に初めて触れる人、絶対にお薦めです。
税法でも使える本だと思います ★★★★★
目次
 第1章 ようこそ!法律の世界へ
 第2章 法律の基本ルールを知ろう
 第3章 法律学習の基礎知識
 第4章 法律のヒエラルキーを知っておこう
 第5章 裁判のしくみや判例のことを知ろう
 第6章 法律の全体像をつかむ図解術
 第7章 法律への理解を深める図解術
 第8章 民法の読み方・学び方
 第9章 憲法の読み方・学び方
 第10章 行政法の読み方・学び方
 第11章 情報の集め方・使い方

法学系の学習者を対象とした本ですが、税法にも使える本だと思いました。

学校によっては税理士試験の授業では、理論テキスト(税法条文の要約)をパッと開いて「次回までに○○と▲▲を覚えてきてください」と言うだけで終わることもあり、条文を学ぶというより丸暗記が求められます。しかし条文を理解しないことには暗記するのは難しいので理解しようとするのですが、条文がどのように作られているのか分からないとなかなか暗記ができません。

この本はそういった法律の初学者を対象とした本で、条文の構成や用語の意味といった基本ルールから教えてくれます。また、やたらと括弧が多い条文の読み方や、条文を図解にして理解する方法などについても書かれており、税理士試験の税法でも使えると思いました。

税理士試験で税法を学ばれる方は2章から7章を中心に読み込まれるといいと思います。
【因りて】を【かつ】に? ★☆☆☆☆
本書の記述に理解できない点がありました。条文中によく使用される用語の解説として、【因りて】を【かつ】に置き換えると分かりやすいと言うのです....!!本当でしょうか?初学者、特に女性に受けそうな装丁になっています。安っぽい装丁なのですが、法律書・資格本の棚に並んでいると、とにかく目立ち手にとる可能性が高いのでご注意を。【因りて】の部分を読んでから決めた方が良いと思います。(単なる誤植とは違います)