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Title マーラー:交響曲第1番 (SACD-Hybrid)

価格: ¥1,890
カテゴリ: CD
ブランド: BMG JAPAN
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おまけのBlumineを含め、すがすがしさを再発見できますがな♪ ★★★★★
総じて、精密かつ遅いテンポの演奏で、聴き慣れたはずの「巨人」を初々しい清々しい気持ちで聴くことが出来ましたわな。1楽章は遠くからホルンやフルートが聞こえるのが、森や草原の広がりを表わすようやし、フルートのソロでは野で一息入れているような間合い。2楽章とも終盤でかなりのコントラストで盛り上がる。しかし、弦の音は澄み切って、編成はこじんまりと感じる。道に迷って考え事をしながら逍遥するかのような3楽章は、冒頭のチェロのソロが個性的。

4楽章は意外にも激しい強奏で入り、ベートーヴェン「田園」の嵐のようであるが、直ぐ調和的となる。思うに、ジンマンさんは、高音を重視してはるように聴こえる。弱音部分が多く、相当スピーカー(B&W)に能力が必要ともいえ、ヘッドフォン(AKG)の方がむしろ、細かな楽想の重なりや打楽器、スタッカートを聴き取れました。

最後のBlumineとあるのは、花の章かと思いますけども、トランペットの郷愁溢れる、懐かしいようなフレーズがバイオリンでも聴かれて、実に清々しい。ティンパニーや金管の咆哮を全面に出す一時の演奏とは対極にありますが、このコンビで、どのような6番悲劇的や8番千人の交響曲が聴かれるのかは、今後極めて興味深いところやと思います
これもあり! ★★★★☆
ジンマン&チューリヒ・トーンハレの「巨人」は昨年の来日公演でライブを聴いてきましたが、大変クリアでバランスが良い演奏であった事を覚えています。自分的にはかなり好印象で、ロンドン交響楽団やロイヤル・コンセルトヘボウより評価の高いライブとなりました。そんなイメージを持ったままこの盤を手にしたわけですが、この組み合わせが持つ特徴はよく現れた録音となっています。一般的に名盤と言われるマーラーとは一線を画していますが、熱狂のみではなくどんな音がどのように絡んでいくのか、その様が分かる演奏はブーレーズ盤と並んで大事な存在だと思います。
CDにはCDの良さがあるのですが、どうしてもライブの熱さが好きなため星4つです。演奏的には星5つだと思います。