買いです。
★★★★☆
大ヒットした「ユア・オンリー・ロンリー」の次作となる本作は当時、過剰な期待を抱いて購入した記憶がありますが、これといったいわゆる「売り」の曲がなく、肩透かしを食ったような気がしたものです。あれから20数年を経て、今では愛聴盤のひとつになってはいるものの、やはり全体的な印象としては同じようなものです。しかし、どの曲も「あの頃のL.A.」を彷彿とさせられ、曲以前に音の手触り自体にある種の感興を掻き立てられます。「錚々たるゲスト」も、「あの頃のL.A.」の仲間といった趣きに溢れており、「あの時代」を共有した人にとって非常に対象化の難しいアルバムになっています。
買いです。
★★★★☆
大ヒットした「ユア・オンリー・ロンリー」の次作となる本作は当時、過剰な期待を抱いて購入した記憶がありますが、これといったいわゆる「売り」の曲がなく、肩透かしを食ったような気がしたものです。あれから20数年を経て、今では愛聴盤のひとつになってはいるものの、やはり全体的な印象としては同じようなものです。しかし、どの曲も「あの頃のL.A.」を彷彿とさせられ、曲以前に音の手触り自体にある種の感興を掻き立てられます。「錚々たるゲスト」も、「あの頃のL.A.」の仲間といった趣きに溢れており、「あの時代」を共有した人にとって非常に対象化の難しいアルバムになっています。
心のひだに触れる天才ソングライター
★★★★☆
前作が当たって逆に、一にも二にも売れるレコード制作を要求するメジャー業界にほとほと嫌気が差したらしく、健在にもかかわらずこれが20年以上も前のラストアルバムということになる。そんないきさつもあって、やや散漫な印象で、ヴォーカルの繊細さにもかげりが見られ、過去の作品に比べると評価は落ちるアルバム。
しかし、聞く者を切ない気分にさせるハスキーな歌声と繊細なメロディーは随所で心の琴線に触れるものがあって私は嫌いではない。「You're only lonely」が好きなら買って損する内容ではないのでご安心を。
本人は結構ロックンロール好きでここでもそういう傾向は見られるが、いいのはやはり、スロー〜ミディアムのウエストコーストのシンガー・ソングライターらしい曲だ。
余談だが、発音は『ホーム・バイ・ドーン』だよねえ。
ロマンティック・ナイト
★★★★★
学生時代に、夜ドライブしながら聴いたアルバムです。時は流れましたが、色あせないすてきな曲がつまったお勧めの一枚です。夜空を眺めながら、心を空に解き放してくれます。
Home by Down
★★★☆☆
私がジョンデビッドサウザーをはじめて聞いたのはもう10年以上の話になります。サウザー・ヒルマン・フューレイバンドで初めて彼の存在を知り、イーグルズを始め各方面に影響を与えている人物だということです。彼は三枚のCDしか出していず、(LPは私は全部持っているはずですが)それが又いい!
今回の Home By Down は前回の2つのCDより物足りなさを感じますがそれなりに彼の味が出ているように思われます。彼の味とは力んでいず軽く聞かせて心に残る、何といってもアコースティックなサウンドなんです。特にThe Last in Loveは名曲ではないでしょうか。ジョンデビッドサウザーのみならずウエストコーストサウンドに耳を傾けアメリカの風に浸ってみて下さい。