オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)、エド・シグペン(ds)という59年以来不動のメンバーで62年12月にレコーディングされた、オスカー・ピーターソン・トリオのスタジオ録音盤としては最高傑作といえる作品。
生のど迫力感こそないが、短い曲で2分半、長い曲でも5分半とコンパクトにまとめられている。確かなテクニックに裏付けされたピーターソンの安定したピアノ・プレイを中心に、充実した演奏内容とジャズ本来の醍醐味が凝縮された秀作である。1曲聴くごとにもう少し、もう少しという気持ちがつのり、ついついリピート・キーに手をやりたくなってしまう本作には、計算されたうえか、偶然の産物なのかは知る由もないが、ある意味ヒット・アルバムの黄金分割さえ感じる。
ポピュラリティーあふれる、誰からも愛されるであろう要素を十分にもった内容は、ジャズ・アルバムとして完成度が高いばかりか、まさに名盤と呼ぶにふさわしい1枚であろう。(高山武樹)
ジャズのグルーヴとは何かを教えてくれる傑作
★★★★★
ピアノトリオの抒情的な美しさを極めたのが、ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」とすれば、この「Night Train」は、ジャズのグルーヴを存分に味わわせてくれる名盤だと思います。とにかく気持ちよいスイング感に身を委ねられる、広く薦められるアルバムです。
自由への、、、
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自由への讃歌のためだけに購入したといっても過言じゃないCDでした。素晴らしすぎます。圧倒的な美しさがあります。いや、他の収録曲だって素晴らしいんですが、もう何よりHymn to
Freedomがただただ素晴らしくて。
Oscar Peterson Trioの名盤
★★★★★
オスカー・ピーターソン・トリオのCDの中で最高の一枚だと思う.ピーターソンのテクニックだけでなく,バックのベース,ドラムスとの絡みも秀逸で大いに楽しめる.まさに名盤.このCDの「C-Jam Blues」は特に好き.