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OLの私的消費 (McCANN ERICKSON INSIGHT SERIES)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 翔泳社
Amazon.co.jpで確認
OLへの偏見がなくなりました。 ★★★★★

今まで自分の中ではOLって言葉を聞くと、事務職で、毎日定時上がりで、
早く結婚したいと思っている若い女性であると勝手に定義してました。

けれどもそれがいかに偏った意見か、そして軽蔑も含むものであるかを
この本を読んで思い知らされた気がします。
(自分自身女性ですが、自分には該当しないと思ってたくらいですし・・。)

―――――

オフィスレディが、いかにしてオデッセイレディへと変化を遂げていったか。
この歴史の振り返り部分は、非常に興味深いです。
(ちなみに、OLという言葉は、1963年に「女性自身」が職場で働く女性の呼び名を
公募して選定されたものだってこと、知ってました?)

「職場の花」から「勝ち負けの時代」、そして「自律性を大切にし始めた現代」へ。
そんな現代の女性は、どんなことを考え、どんなことを求め、どんな人生を歩みたいのか。
5つの全く異なるオデッセイレディタイプを、好きなメディアからカバンの中身まで
徹底的に分析しまくってます。


しかし、ほんと現代の女性は自由のようですね。

●自分らしい生き方を自分の基準でデザインしながら、自由に人生を楽しむ(iv)

●彼女たちが自分らしい自由な生き方をデザインしている(v)

●世間体や他人との比較から解き放たれ、これまで以上に自由に、自在に、
 自らの人生をデザインしたいと考えているのです(15)

ひたすら「自由」という言葉を連発させてます、この本。

自分の人生を自由に選べる時代だからこそ、悔いのないように、
自分の行動に責任を持って、精一杯生きなきゃいけないわけですね。
記憶に残させる構成が秀逸 ★★★★☆
こういった本は頭の中にいかにそのキャラクターが個性を持って根付いてくれるかが重要だと思いますが、
この本では様々な視点から5人のキャラクターの特徴を少しづつ小出しにしていきます。

ですので、記憶が抜けがちな「一人をどっぷり理解させて、次ぎの人〜」という感じではなく
5人がまんべんなく常に出てくるので頭の中で次第にキャラクターが形作られていきます。

私は本の内容よりもこの構成力に感嘆してしまいました。
この書き方はいろいろな所で今後ぜひ使わせていただきます。

#一点、残念なところは本の後半でページの抜けがありました。103ページあたりで
突然話題が終わって次の人になっているので、次版で補完していただきたいです。
ナナメさんです! ★★★★★
マーケティングということではなくてフツーに読み物としてもさらっと読めます。かばんの中身の化粧ポーチの使い分けとか、逆にいつ入れたかわからない目薬(だっけかな?)とか具体的でツボを得ています。女性チームによる女性生態描写ってかんじですね。

勝ち負けとか子なし的な殺伐しがちなテーマは扱っておりません。むしろ扱っていないのが今ってこと?
息づかいまで聞こえそうなOL研究本! ★★★★★
消費者研究から得られる情報や洞察は、マーケティング関係の仕事をする上で欠かせないものになっています。
だからこそ、様々な世代を研究した書籍や記事が増えているのだと思いますが、多くは定量情報がベースになっており、対象となる消費者像をイメージしにくいのが現状です。

対象者を、「人」として、その息づかいを感じるようにイメージすることは、想像力と創造力の両方が求められる今のマーケティングにはとても大切なことだと思いますが、この本は、定量情報に加え豊富な定性情報やイラストが記述されており、OLの生の暮らしや心理をとてもイメージしやすい内容になっています。

『「OL」は今や「オフィスレディ」ではない』として新しい定義を提示しているところも著者の視点の面白さを感じましたし、文体もやわらかく読みやすいと思います。
不景気でも消費意欲が旺盛といわれる「OL」を深く知ることができる、良書ではないでしょうか。
充実した、面白みのあるターゲット本 ★★★★★
内容が多く、読むのに時間はかかったが、一度読み始めるとすらすらと読めるおもしろいターゲット本/マーケティング書だった。
女性を5つのタイプに分けて解説しているが、3章などは「こんなこと暴露していいのか!?」と思うような具体的な内容で、個人的におもしろかった。
女性をターゲットにする商品を扱う人にとっても、各ターゲットの攻略法も書いてあるので示唆に富む内容となっている。実際の生の声やメディア接触、様々なカテゴリーへの応用など、しっかりした実のある図書、という印象を受けた。
今の時代不況でものが売れなくなっているが、マーケティングの基本に立ち返って、きちんとターゲットの心理を理解すれば味方になってくれるのではないだろうか。
マーケティングに関連する人は是非手に取りたい一冊。