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犬坊里美の冒険 (光文社文庫)

価格: ¥880
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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つらかった ★☆☆☆☆
著者の作品が好きで期待していたのですが、かなり裏切られました。
なにより里美が鬱陶しい。内容は面白いのですがとにかくこれにつきます。
最後まで読むのが辛かったです。
ライトノベルです。 ★★☆☆☆
文章のタッチが軽く読みやすいです。
またトリックも軽いもので、ミステリー小説をよく読む人なら
簡単に分かっちゃうと思います。
おまけに主人公の女性のキャラも軽く、まさにライトノベルでした。
島田荘司の司法に対する気持ちが出ている ★★★★★
オリジナルは2006年10月25日リリース。初出は女性自身2005年8月23・30日合併号から2006年9月19日号まで。女性自身に連載されていたのにちょっと驚いた。 この新シリーズ、登場人物も初顔がほとんどである。

いずれもなかなか人情味があって里美にぴったりな感じだ。それでも里美は泣いてばかりなのだが。ただ何となく思ったよりも里美のカワイさに乗っかっての文章になっているところが若干気に入らないが、まあいいだろう。弁護士の世界の実態というのも確かに書いているとおりだろうな、と思う。ほとんどが民事。ほとんどが債権支払不能から派生する出来事。厳しい世の中の実態である。その中でやっていけるのか主人公里美。 しかしながらそうは言ってもさすが島田荘司だ。地元の歴史のウンチクも披露しつつ、すごく島田荘司の司法に対する考え方が出ている。死刑囚と話した経験が里美を通して随所に感じる。言ってみれば現在の司法に対する苦言の具現といったところか。なかなか考えさせられる。

このシリーズ、里美の魅力もだが島田荘司の現在の法曹界に物申すシリーズとぼくは見た。新境地を感じる作品だ。
だーっと読み通せましたが、読後感はいまいちでした。 ★★☆☆☆
島田荘司さんの小説ということで、読みやすく引き込ませる文章で一気に読みとおせました。


ただ、冤罪を扱った物語なのですが、話の流れ的にも最後で冤罪だった容疑者と主人公との何某かの会話等がなされるものと思って読んでいたら、裁判で無罪が確定したところでいきなりスッパリと最後のページになり物語が終わってしまい、なんだか尻切れな読後感でした。
ヒロインの活躍話+一級のミステリー+明確な主張のある社会派 ★★★★★
正直言って犬坊里美というヒロインには、これまであまり魅力を感じたことはなかった。
まず、名前が(僕にとっては)パッとしない。。。
ただ、この一冊を読んで、彼女に好感を抱かない読者はまずいないだろう。
この作品を読んで気付いたことのひとつは、彼女は石岡に似ているという点だ。不必要なほど自己評価が低いというところなど、ある意味作者そのものが投影されているのかもしれない。
 ヒロインの冒険談としても、ミステリーとしても、あるいは"犯罪と司法"と言うテーマを扱った社会派小説としても、どの角度から見ても主張がハッキリした名作だと思う。
 重箱の隅をつついたような欠点を挙げれば、島田荘司の魅力の一つである「薀蓄」が、あまり興味をそそられるよな書き方になっていないこと、それと登場人物の描き分けは上手いが、山田弁護士以外は、ちょっとリアリティーが伝わって来ない為、続編で再登場して欲しいと あまり思えない点だろうか?