期待し過ぎた分...
★★★★☆
相変わらず絵はキレイで、圧倒的な存在感も有り、登場人物の表情で
ちゃんと気持ちを表現できるのは見事!...なのですが、前作の「嵐のあと」が
良すぎたせいかちょっと期待し過ぎちゃったのかなあ。
どうも展開が少し単純なような...
ハルちゃんには、おいおい1回そういう事をしたんなら、いい加減
気づけよ自分の気持ちに! と、つっこみたくなる。
結局十年かけてハルちゃんは自分の気持ちを知り、真は思いを遂げた、
と云う事でしょうか。
でも、日高さんはコミックス全部欲しい作家さんには間違いないので
☆1つだけ減らさせてもらいました。
地味です
★★☆☆☆
テンションが低くて、地味な感じのお話です。
この淡々とした温度の低い感じがいいんだろうけれど、私は萌えられなかったです。
キャラの顔の描き分けができていない所も多々有って、よみにくかったです。
話は、だいたい攻視線で進みます。
受が卓球でインハイに出るほどスゴイ人で、そんな受にコンプレックスを持った攻の話です。
攻も昔は一緒に卓球をしていたのだが(っと言うより、攻のほうが最初はうまかった)、受の上達が早く、ドンドン引き離されていく感じが嫌で、辞めてしまった。
高校生のとき衝動に駆られて、受を襲ったり(未遂)している割には煮えきらずに、卒業して、大人になってしまう。
大人になってから、再会して、また煮え切らない関係が始まる。
これ、受視線の話のほうが萌えられたんじゃないかな?
受は多分きっと健気に攻のことを思っています。表に表れにくいだけで。
攻はちょっと自分勝手な感じだし、しかも自分の気持ちになかなか気づかない朴念仁。
この攻の煮え切らなさが、ムカムカイライラして、私には向きませんでした。
高校生から社会人へ
★★★★☆
絵に惹かれて購入しました。表題作は幼馴染の話で、高校時代の描写からサラリーマンに移り変わるのが堪りませんでした。絵が大人っぽいのでむしろ大人のほうが色気があっていいです。ちゃんと高校生から社会人へ描き分けられているのが凄いと思います。
他の収録作品ではブサ専の話が良かったです。表紙からイメージしていた内容とはずいぶん掛け離れていましたが、逆にそれが意外で面白かったです。
歯医者の話は自分が歯医者嫌いな上に今通っているのでちょっと…って感じでした。でも一風変わっているというか、全体的には飽きさせない面白さがありました。
表情にはっとさせられる
★★★★★
人物の表情で物語をつくることのできる漫画家さん。
色々なタイプの作品が詰まっている一冊なのですが、コメディ、シリアスに関わらず、
どの作品にもはっとさせられる表情があります。
何気ない仕草にも色気がある絵というんでしょうか。
極めつけは、S歯医者の目を爛々と輝かせた一コマ。
笑わせてもらうと同時にすごいと思いました。
ああいう表情を描ける漫画家さんはなかなかいないと思います。
やっぱり良かった★
★★★★★
日高ショーコさんの本を他に持っていますが、
やはりこの本もよかった★内容、画、最高です。
ますます、日高ショーコさんが好きになりました★
ちなみに、同じ会社からでている、「リスタート」もお勧めです★