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アメリカ映画の大教科書〈下〉 (新潮選書)

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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正攻法の映画史 ★★★★☆
 ハリウッド100年余の歴史を上下2冊に

凝縮した本。


これさえ持っていればアメリカ映画の歴史に

関しては、他の本はいらないのではないか。


1890年代の映画の誕生から

「映画の父」グリフィスの時代

大恐慌と映画会社の再編、

グレタ・カルボやゲーリー・クーパーの生涯、

西部劇、ギャング映画の興隆、

大物プロデューサー、セルズニックの果たした役割、

ミュージカル映画の1950年代、

までハリウッド映画の歴史が、

作品、俳優にまつわる

豊富なエピソードを通して

理解できる。


 難を言えば、

1950年代までにページを割きすぎたためか、

1960年代以降現代までの記述がややもの足りない。



評論家の川本三郎さんが

「ハリウッドの黄金時代に遅れてきた若い世代が、

こういう正攻法の映画史の本を書き上げるとは意外で、

うれしい驚きだ」と賛辞を寄せているが、

まさにその通りだ。

http://tomihisatei.air-nifty.com/blog/2007/07/post_f700.html
アメリカ映画史への案内書 ★★★★☆
映画は当然一本一本の内容の是非も重要ですが、どんな時代背景でどんな人たちがどんな結びつきで作品を作ってきたのかを概観することも非情に大切。特に、初めて映画史に触れる場合は膨大な文献をつぶさに見ていくわけにもいきませんから、短時間で全体像を把握できる本書は大変ありがたい。物語のように気軽に読み進めることが出来るので、興味が湧いた分野は専門書を読み進めています。そういう案内書として良い本です。
映画が好きなことはよく分かる ★★★☆☆
初心者向けのアメリカ映画史入門といったところだろうか。よくこれだけ映画を見たな、と感心する。

ただしその記述については残念ながら、はっきり言って映画のパンフレット的解説の域を大きく超えるものではない。作品や映画人の名前が列挙されていて、またゴシップ的な情報は多いものの、それが一つのパースペクティブの元に、有機的に結合されているという記述ではない。従って、映画そのものについての批評はここには存在しない。