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青春対話―21世紀の主役に語る (2)

価格: ¥800
カテゴリ: 単行本
ブランド: 聖教新聞社
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胸を打つ著者の溢れる思い ★★★★★
著者は、悩みの真っ只中にある読者(高校生)を念頭に、抱きかかえるように励まし語りかけている。
創価学会の子弟に向けて発表されたようだが、一般に読まれないのは余りに惜しい。
教える側としてはいささか耳にこたえる次の一節 ――

「わからない」ことは悲しい。「わからない」まま毎日、六時間も座っている生徒の気持ちを、私は教師の方々に、わかってほしいのです。簡単に切り捨てないでほしいのです。教師にとって、生徒を否定することは、自分を否定することのはずです。どんな生徒でも、生徒は生徒です。 学ぶ権利がある。 伸びる権利がある。 だれだって勉強が 「わかりたい」のです。自分を、あきらめてなんかいないんです。「あきらめさせられた」のです。その絶望感をわかってあげるところからしか、教育は始まらないのではないでしょうか。 (430頁)

自分がどうやったら伸びていけるのか ―― 出口を求めて必死にもがく子供たちへの著者の溢れる思いが胸を打つ。
一般の読者にも価値のある本 ★★★★☆
第1集に続き、著者と若い対談者の対話形式で進められる。今回は、対談者が何度か交替して学校教員なども加わり、具体的な勉強方法についても話題にしている。高校生の読者が実際にかかえる悩みへの配慮が感じられる。また、国際交流の分野でも活躍してきた著者は、中国の周恩来首相や人権活動家のローザ・パークス氏などとの交流についても語る。他の人からは聞けないような、貴重な世界観を学ぶことができるだろう。一般の読者に読みやすい書き方がされているとは必ずしも言えないが、特殊な話題を気にしなければ、得るところの大きい本であると思う。