図や年表も役に立つが、イギリスの絵画に描かれたたくさんのアーサー王伝説も紹介されていて見ていくのが楽しかった。
がしかし、あくまでも資料としての内容を目指しているため
読み物にはならない。ランスロットやトリスタンの恋物語とかモルガンやグネヴィアといった魅力的なキャラクターたちの逸話はいつごろから伝説に加わってきたかは検証されていても、逸話そのものは詳しく載っていない。
またキリスト教の知識が全くないとちょっと苦しいかも。