素敵な館
★★★★★
愛らしい館の住人達が続々登場。さらに、館自体も活躍(?)します。
主人公にも個性的な友人が出来て、この館での生活にも順応し始めた・のかな。
前巻よりもコメディ要素が強く、微笑ましい描写に思わずクスリとしてしまいます。
動きがある冬目景もいいな
★★★★★
アコニー、2巻が早くも登場です。
冬目景さんの事ですから、来年くらいかなと思っていたので予想外な素早さにまず驚きました。中身のほうは前回同様に妖怪アパートと化している部屋に集う、人間・半妖・物の怪・神様?たちのあれこれ話なんですが、今回は新キャラもたくさん出て来て登場人物紹介がまだ続いているような感じです。ただ、前巻が本当に登場人物紹介とともに、アコニーという化学実験の結果ゾンビ化してしまった少女の謎をおいかけるような正式本筋を中心としたものだったのに対して、今巻は、ドタバタコメディのような感じで話はすすんでいきましてメインのお話はちょっとペースダウンでした。
といっても、それが「だれている」という感じではなくて、作者もキャラクターも楽しんでいる感がバンバン伝わって来ていて、妖怪アパートものとしてはこれこそが正統! という気がします。得体の知れない闖入者や、復活した神様、カエルのお侍さんなど楽しいキャラがどんどん出て来て話が展開していく。こういうのこそが王道でしょう、とも思ってしまうくらい楽しかったです。特にカエル侍のエピソードは、「カエルの王子様」の物語のパロディにもなっていて、とっても笑えました。蛇女さんのはっちゃけ具合も含めて、こういうお話が違和感なく物語に馴染みます。
こういうドタバタ、冬目さんにしてはとっても珍しいんですが、意外にはまっていました。
純粋にいい漫画
★★★★★
冬目景先生の作品ということで1巻から読んでいますが今回も期待以上に楽しめました
全体的にゆったりとしか感じですが気が抜けるということもなくしっかり読めます
今回はキャラも増えます
自分は樒がお気に入りでほんっと冬目先生の書く女性は美しいなと
コメディだけではなく最後にはしっかりまじめな部分も出てきます
一応今回は前作から5ヶ月でリリースとなりましたが次回はどうなるでしょうか・・・
なにせ一巻には6年近くかかってますからね
まぁ気長に待とうと思います
カエルの沼田様が今回はラブリーです(笑
★★★★★
冬目景女史の“おもしろ怖い”伝奇物第二巻。
主テーマは重いものがありますが、そういったネガティブなものを吹き飛ばすトンデモナイアパートと不思議な住人達のトンデモナイ話は抱腹絶倒!今回から、カエルの沼田様が出てきますが蛇の巳園嬢とのトンデモナイ掛け合いに苦笑するしかないです。
アコニー自身の謎はあいかわらずですが、作者自身も「ジャンル訳が不明確」と楽しんでいるようですが、私はイエスタデイをうたって vol.6 (ヤングジャンプコミックス)の伝奇版と勝手に解釈して楽しんでおります。
巻末の女子高生(?)アコニー制服は萌えるかな?