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働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

価格: ¥1,512
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: ディスカヴァー・トゥエンティワン
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目からウロコ ★★★★★
これまでかたくなに私の心を捉えていた常識を覆してくれた一冊。

「厭々する労働はかえって人は老衰に導く」(与謝野晶子)

確かにそれはある。芸能人や、ファッション界などで働いてる人が若々しく見えるのは
一見煌びやかに見えて厳しい業界であっても、好きな事を仕事にしているからに違いない。

この国の悪い習性は、自分と同じでない事を忌み嫌うこと。
すきでもない労働を続けてきて心身ともに疲弊している奴は必ずといっていいほど
自分と同じ辛さを味わっていない人を非難する。屁理屈をつけて。
だが翻せば「自分がこんなに辛いんだからお前も辛い目にあうべきだ」
そういってるのである。

そしてこの国の文化は虚栄心を満たすために発展した。とこの作者は言う。
昨今の家電製品を見ていればそれは実に明らかだな、と思った。
3Dテレビなど、果たしてどれだけの人が必要としているだろうか?滑稽で仕方ない。
技術者たちのスキル自慢と力比べの為に私たちはお金を払わされているようなものだ。
その技術を是非とも「10年間使い続けることが可能なパソコン」「20年間壊れることのないテレビ」などに向ければ
さぞや評価されたことだろう。次から次へと新しいものが出てきて、しかも古い品が在庫切れになるため
否が応でも新しいものに切り替えなければならない。
こういう状況が逆に消費者の財布の紐を固くしていることに業界は気づいていない。

とにかく、常識で固められたことは書いてない。
それでいて、欲しかった言葉、がこの著にはある。



迷える学生、新人に最良の福音書 ★★★★★
99の名言が列挙されているだけの本とは大きく違います。仕事、人生などについての
著者の意見が極めて明確に示された上で、同様の主張をしているその道の達人の名言が
並べられています。この名言と主張/解説のバランスが絶妙です。結論だけみると、本書と
同様の主張をまとめた書物は数多く存在すると思いますが、この構成の妙の効果で、名言が
強く心に響き、頭に残ります。

日頃あまり読書をしない人でも、この一冊を読むだけで、ゲーテから与謝野晶子から黒沢明
まで、世の達人達の知恵のエッセンスを(部分的とは言え)極めて効率的に吸収することが
できます。就活最中の学生や入社間もない新人はもちろん、キャリアや仕事について悩んで
いる人々には大きな助けになると思います。
入社3年未満の社会人にぜひ読んでほしい1冊 ★★★★☆
ちょうど仕事を辞めたくなる入社3年未満の社会人にぜひ読んでほしい。
もちろん、全ての社会人に読んでほしいのだが、元気づけられる言葉がたくさん詰まっている。
経営者はもちろん、日本人に限らず古代の人までさまざま。
自分もこの本で、仕事をする意味を改めて実感した。
自分を見つめなおす。 ★★★★☆
古今東西、いろいろな時代のいろいろな人の言葉を集めた本。
自分と違う考えの人もいると思うが、そんな意見も客観的に素直に読んでみると以外になるほどなと思えたりするときもある。
人間がもつ一番大きな欲求は承認欲求。 ★★★★☆
友人たちより早く働き始めて2年。仕事は大変だ。
実際あまりの超過労働に体調を崩して1ヶ月休職したこともある。
でも、最初の1週間こそ休息ができて心身ともに休まったものの
それ以後は動きたくて、働きたくて、うずうずした。


本書の中でいちばん働く理由を明確に現しているのは
「働くことは、人間が人間であるために欠くべかざること」
という一文だと思う。これだけを見ると義務感が専攻して見えるが
働くこと=他者との繋がりを通して自分の存在意義を確認すること
だと考えると働くことの重要性や喜びが見えてくるような気がする。


働いてなかったら(もっと自由な休みがあったら)旅行に行けたな、とか
平日に休みがほしい、とか思うことはもちろんあるが、
働いてよかったことのほうが働かないでいいことよりも多い。
就職活動真っ只中の友人たちは口々に、
「働きたくない」や「やりたいことがわからない」というが、
そんな人にこそぜひ読んで考えていただきたい1冊である。