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夜回り先生こころの授業

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本評論社
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夜回り先生の子どもそして親にむけた日記風のメッセージ ★★★★★
この本の数か月前に出版された『夜回り先生の卒業証書』の
続編として出版された本。

夜回り先生が多忙な中で書き綴った日記をまとめて掲載した本。
それぞれの日記は3ページ分の長さに収められており、メッセージ
性の高い内容になっている。それは子どもにも、親にも、教師にも
むけて書かれているようで、子どもとかかわるどの立場の人にも
ありがたく読むことができる。

夜回り先生がここまで尊敬されていることの最大の理由の一つは、
やはり「行動と言葉に偽りがない」ことだろう。子どもたちが
かわいいという言葉の裏には、それだけの行動をしてきた裏付け
がある。『夜回り先生』の刊行で自らのメールアドレスを公開し、
自分のことよりも子どもたちへ優しさを配る先生が「優しさを
まわりに配ってごらん」という言葉には、ものすごい重みと、
偽りのない真実がある。

この本も、そんな力強い夜回り先生の言葉の力(言霊)に溢れている。
真面目な方ゆえに苦しんでおられます。 ★★★★★
 夜回り先生・水谷修氏のことを知るのはこれが初めてではありませんが、著作を読んだのはこれが最初です。大変にショッキングな内容です。生きることが苦しい子供たちがリストカットやOD(オーバードーズ:市販薬・処方薬等の過剰摂取)、売春、麻薬に陥り、それがかなりの数にのぼります。著者は、その一人一人に寄り添おうとしていますが、ひっきりなしの助けを求める電話・メール。著者は「助けてください。私を、私の大切な子供たちを。今、水谷はみなさんの助けが必要です。水谷はすでにつぶれる寸前です(P.A)」と悲鳴をあげています。

 相談してくる子供のうち、2割は親からの虐待、いじめ、暴行などによるPTSD(心的外傷後ストレス障害)等の原因があるものの、8割は大人からみれば些細な理由だそうです。例えば、友人が無視したから、両親が自分をおいて出かけたから、恋人と別れたから、誰とも電話が通じないから(P.22-23)…死にたいのだそうです。信じ難いほど子供の心が弱くあっています。原因の一つは「ある時期まではすべてを親や教員がしてしまい、ある時期が来ると一気に手を離してしまう(P.24)」と著者が指摘するとおりでしょう。

 水谷先生は哀しく、真面目な方だと思います。それゆえに、無理と分かっていても皆に寄り添おうとしてしまう。仲間が激務に耐えかねて去っていく中で、去ることが出来ずにいる。児童行政担当者に怒りをぶちまけてしまう。著者を突き動かす衝動として「怒り」、「哀しみ」を感じざるを得ません。しかし、著者が真面目すぎてしまうために、例え問題意識は共有していても、行政担当官や仲間が歩調を合わせられないのではないでしょうか。一緒に仕事をしているとしたら、毎日、著者から無言の非難を受けているように感じるでしょう。犬養道子『あなたに今できること』(中央公論新社)から得るものがあるのではないでしょうか。
大切なものが見えてきます! ★★★★★
淡々とした口調の中にさらりと大切なことを言っています。忙しい時、ゆきづまった時に読むと元気がでそう!子ども向けでもあり、大人向けでもあります。文字が大きめなので読みやすいです。何度も読んで、かみしめたい文章がたくさんあります。
嘘の無いメッセージ ★★★★★
水谷先生の実体験である日記が描かれている本。
文字が大きく読みやすいため苦労せず読む事が出来て良いと思う。

そしてひどく落ち込んだ時などに読むと気分が楽になります。
水谷先生のメッセージがつまった本をたくさんの人に読んで欲しいです。
読みやすく、心に伝わる。 ★★★★★
エッセイの1つ1つが短いので、大変読みやすい。
しかも淡々と、低めのテンションで綴られているのがいい。

すべての子どもたちを救うために私たちができることは「やさしさを配る」ことだと教えてくれる。