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悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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自分にもできそうかと・・・ ★★★★☆
とても熱い。対人関係で苦労してきた筆者の想いがひしひしと伝わってきて、励まされる本。

manageとは本来、何とかするという意味の動詞であって、決して部下を管理監督することのみがマネージメントなのではない。自己中心性に気づくこと、自分に矢印を向けること・・・前半のマネジメント論には苦労人らしい筆者の真情が溢れていて、読みごたえがある。「悩むことは健全である」の一言が、最も励みになった。

ただ熱い人なので話も長く、後半の経営戦略論の部分はふうんという感じ。西洋的な分析も大事だが東洋的なインテグレーションも大事、と言いたいことわかる。だがこれを「脱MBAの経営論」と呼ぶにはちょっと雑駁かなと思う。90分の講演会なら元気を貰って帰るところだが、本として読めばどっちつかず感が残ってしまい残念。
あらゆる組織に通じる。 ★★★★★
 本書の帯に書かれていた「普通のあなただからこそ、素敵な上司になれるのです!」とはどういう意味だろうと思いながら読み進めたが、本書を読んで、組織のマネジメントは特別な才能、知識がなくてもできることがいくらでもあるのだと思った。
 ただ、特別な才能、知識がなくてもできることを本当に”できる”ようになるのが実は難しかったりする。「人を大切にする」「自分に矢印を向ける」等がそうだ。
 本書を読んでいると、ビジネスの現場がとても熱く、血の通ったものに見えてくる。学生時代に読んでいれば、就職先の選択も変わったかもしれないと思った。
 著者は仕事はどれも同じとも述べている。本書のマネジメント論は、ビジネスの現場だけでなく、あらゆる組織に通じる内容だと思った。
「上から目線とは違う・・そんな指南書」 ★★★★★
「バイブル」・・・確かに少しオーバーかなぁとは思うが、
著者自身がコンサルとして悩みながら成長してきた過程を、
悩めるマネジャーや経営者に置き換えて、「彼らの為に!!」
・・・そんな思いが充満していて好感が持てる。
中小・中堅企業のコンサルが多いせいか、臨場感あり、距離感が近い
そんな印象を受けるのは・・使い勝手が良い証拠。
組織や部下に影響を与えるのは自分自身であること、
「自分に矢印を向ける」ことの大切さと難しさが痛い程伝わってくる。
大企業のエリート相手に流行のマネジメント手法をレクチャーするMBA、
上から目線のMBAビジネス書とはひと味違う。
結果として、この本は悩めるマネージャー達の「バイブル」かも知れない。

本業のコンサルタントとして國貞氏が世の悩めるマネジャーに贈るメッセージ ★★★★★

@企業の第一の目的は利益を上げることではない 、
お客様に選んでいただける商品やサービスを提供することだ
Aマネジメントの仕事は、人を訓練して育てること、やる気にさせることである
Bマネジメントとは答えのない問題に向かって何とかしていく仕事
C人の役に立つ」と「工夫する」をベースにしたマネジメントを目指そう
D部下の問題の半分以上はマネジャーの側にあると思え
E戦略策定で大切なことは、進むべき方向性を決めていくこと
机上で考えるだけではなく、現場で多くの経験を積むことが大切だ

「自分に矢印を向けること」の大切さ ★★★★☆
「マネージメントとは何か?」
現在出ている多くの本と同様、この永遠とも思えるテーマに
ついて考えていく本です。

著者は、東北大卒で神戸製鋼に入社。人事や企画を経て、
社費留学でMBAを取得。そして独立して経営コンサルタント。
「ばりばりのエリートが論理的な思考で日本的な経営を切っ
ていく」というストーリーになりそうですが、本書では、ま
ったくの逆。気持ちや人間くさい要素の重要性を協調してい
く本です。まあ、こういう経歴の人じゃないと、逆に「MBA的な
論理思考の効用と限界」とかについて語ることも難しいかもし
れませんが。

著者の要点は非常にシンプル。
「人を大切にすること」
「現場で右往左往することの大切さ」
「思い・勇気といった人間的側面の大切さ」
そして、一番印象が強かったのは、
「自分に矢印を向けること」

ちょっとがんばってみようかなと思える本です。