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だれも書かなかった「部落」 (講談社プラスアルファ文庫)

価格: ¥780
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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京都市役所の不祥事の源 ★★★★★
京都市の闇を描いた本である。同和利権を追ったルポであり、京都市で行われているいわゆる「部落民」への逆差別を問題にした本である。関西方面の方々にとっては、どこにでもある話で、特段珍しいことではないのかもしれない。

 しかし、東北以北の、同和問題がほとんどない地域で育った私には新鮮な驚きが多々記載されていた。私の出身地では、部落という言葉が差別用語では無く、普通にすべての地域が○○部落と呼ばれていたからだ。

 しかし、京都市の特定地域のみに優先的に施されるインフラ整備・縁故採用・不明朗会計の内容が記された本書を読んで、京都市役所の異常な不祥事や犯罪率、裏金問題、組合問題などの背景が理解できた。差別だと騒ぐことで不当な利益を享受し、既得権と化している。他地区の人間からは余計に反発されるだけだろう。
ただただ難し問題 ★★★★☆
学生時代、京都でしたので地名などのイメージは出来ましたが、
それ以外は初めて聞くことが多くてただただ衝撃でした。

読後と前後して薬物で逮捕者が続出した等の事件が起こり、
非常に説得力を持って読むことが出来た。

私のような本書で詳しく知った人間がこの情報を100%鵜呑みに
出来ないまでも、大阪などで起こっていることを考えれば非常に複雑で
様々な利権等が絡んでて難しい問題だなとしか思えない。

しっかり学ぶことも大事かも知れませんが、個人的にはこのような概念自体
が風化するまで無くならない問題だと感じました。

非常に重たい内容でしたが大人としてしっかりと考えなければいけない問題
であると再認識させられました。
諸悪の根源は解放同盟か ★★★★☆
 「もはや差別は存在しない」という筆者の見解には賛同できない。ただし、解放同盟の傍若無人にして独善的な姿勢には問題ありと感じている。差別は現在もあり、一刻も早くなくしていかなければならない。しかし、本書で暴かれているような、利権漁りをしているような解放同盟の幹部連中には、即刻社会的制裁を加えていかなければならない。差別をなくしたいなら、解放同盟は自らの襟を正せ! 人に厳しく自分に甘い解放同盟には、存在価値なし。
ケース・スタディとしての『同和』 ★★★★☆
利権のあるところには、闇ができる。闇には魑魅魍魎が跋扈する。これは一般原理であり、具体的な例として、本書を読まれるよう希望します。おもに京都市を舞台に描かれていますが、おそらく現在は、改善されているものと思われます。文庫としては値段が高価なので、星四つにしました。
京都 美しい古都の暗黒の裏側 ★★★★★
この本には京都の暗黒面というべき部落解放運動と同和行政の恐ろしいまでの腐敗が極めて緻密な検証に基づき暴露してある。

このようなデタラメな解放運動や同和行政は一刻も早くやめるべきである。
こうしたことが正されない限り差別は絶対になくならない。

そして残念なことに、差別問題を利権とし、差別が無くなると困る人たちも間違いなく存在するのである。

今、一般の人々の心の中に残るのは差別というよりは同和に対する恐怖感だろう。

近代初頭までの差別感の源泉であった「穢れ意識」など多くの現代人は持ち合わせていない。

このような現状が続けば、国際的な観光都市京都にとっても致命傷になりかねないだろう。