豊食の時代 = 飽食の時代 = 呆食の時代
★★★★★
ここまでタイトル通りの
中身で貫かれている本は珍しいです。
貧困層=肥満になりやすい
・様々な統計結果
・何名かの肥満の人の1日レポ
仮説ではなく、実証に基づいて構成されています。
『キングコーン』
これはアメリカの学生が、
なぜ急激にアメリカ人に、
肥満の人が増えたのかを追ったドキュメンタリー映画。
こちらでも、今著とまったく同じ理由が挙げられています。
・コーンシロップ
・コーンから作られた油
そして、こちらも今著同様、マクドナルドのハンバーガーを例にしています。
マクドナルドのハンバーガー、日本でも100円と超リーズナブルな価格で購入できます。
まさに、貧困層向け!ところが、このファーストフードが、実はとんでもないファストフードなんです。
1.ハンバーグの原材料、牛か豚のひき肉。
牛や豚を手っ取り早く、太らせるために、
放牧をせず狭い小屋に閉じ込め、かつ、
代謝が悪く太りやすいコーンからできた飼料を餌にする
2.ハンバーグを揚げる油は、当然コーンから抽出した油を使用
”コーン”が曲者でして、
非常に新陳代謝が悪く、肥満の元凶とも言える存在なのです。
ちなみに、コカコーラ等の炭酸飲料などの甘味は
コーンシロップが用いられています。私たちの食事を
取り巻く環境は、まさに”コーン”に包囲されているのです。
そして肥満の元凶の塊、アメリカ産コーン最大の輸入国が日本なのです。
”オーガニック””無農薬野菜”
健康に良いとわかっても値段が高く、貧困層には手が届きません。
だから、食に無頓着になるか、体に悪いのを知っていて、
代謝の、悪いもの、そして添加物がモリモリの食材を口にし、結果として太ってしまうのです。
かくなる私も、今著に載っていた
”下流チェックリスト”10項目のうち5項目に該当。
現在、ダイエット中ということもあり、
早速、今著内で先生が勧められていた万歩計を購入してしまいました。
目指せ、下流脱出!!