読みやすく、力を与えられる
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内容は、子供に視線を合わせたような語り口調です。学び方、身体の作り方、社会に出るための準備はどうしたらいいかということに重点を置かれています。
私はもう中年ですが、この本に書いてあることは全て本当のことだと思います。この本の存在すら知らなかった青少年期の私は、この本と反対のことをやってばかりでした。まるで自ら努力して人に嫌われたり、努力して勉強嫌いになっていたようなものでした。
私が中学生のときに読んだらどうなっていただろうと考えずにはいられません。この本の通りにして今ではもっと成功した人生を歩んでいたかもしれないし、「ケッ、きれいごと言いやがって」と放り出して、結局今と同じような人生を歩んでいたかもしれない。
私は今、嫌いだった勉強を一からやり直しています。この本に書いてある通りにすると、中年の私が、中学校だったときの私より、ものを覚えられるのです。子供は記憶力がよくて、大人は記憶力が落ちるというけれど、ただそれだけじゃなくて、やる気のある中年でも、やる気の無い中学生より頑張れるということです。右脳開発や記憶術もいいけれど、それ以前の「心の基盤」作りのために、この本の一読を薦めます。
大切なこと
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私は特定の宗教には属しておりませんが、人として感謝の気持ちや
信仰心がいかに大切かということをここ数年、知らされることが
多く、おかげさまで今まで気がつかなかったいろんなことが
見えるようになってきました。
この生活読本はそんな自分の変化がはじまった頃に、祖母が嫁である
母に送られた谷口氏の標語集を実家に帰ったときに目にする機会が
あったのがきっかけで、興味を持ち、書店で手にとりました。
素朴でいながら宝のように丁寧に綴られた言葉にはからずも感
銘をうけました。
その後、何度も読み返し、また、改めて母に贈りました。
本当、素直な気持ちにさせてくれる本です。
感謝。
すべての人間に薦められる本
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この本ほど平易にかつ実用的に宗教的真理を説き明かした本は少ないであろう。この本を読めばどんな人でも生きる勇気が湧いてくる。学校の教科書に指定してすべての児童に読ませたいと思う。もちろん大人が読んでも大変ためになる。