疾走感あふれるラテンナンバーというのは、この当時の彼らの曲にはなくまさに新たな試みだったように思います。
　一般にゆったりとした曲調の多いアーティストの方はこういったテンポの速い曲に取り組むと、どうしても違和感を感じさせてしまいます。そのため多少の不安はあったのですが、やはりgarnet crow。そのバランス感覚の良さでしっかりと纏めています。なにより、空回りしていないところが好印象です。
　ある意味彼ららしくない曲ですが、持ち前の安定感を保ったままこういったテンポのはやい楽曲につなげていけるというのは素晴らしいことだと感じます。同じ疾走感ある曲でも、明るくて爽やかなスパイラルとは違い今回は迫力のあるロックな曲調が魅力です。
　c/wに捨て曲はない、というのは最早ここであえて言う必要もないでしょう。気になっている方はぜひ聴いてみてください。

ちょっと今までとは変わったラテンナンバー。世間ではあまりＧＡＲＮＥＴにあってないと言われてますが絶対そんなことはない！こんなＧＡＲＮＥＴもあるんだと新発見。過去の曲で言うと「スパイラル」なんかに近いんじゃないかな。ＧＡＲＮＥＴ＝バラードと考えてる方にとってはちょっとと言いたくなりますが、曲自体いいですよ、ホント。一人しっとりと聞くより、どこかへ出かけたりする際のお供にいいかも。

聴いてびっくりの怒涛の疾走ロックナンバー。ブルーを基調にした涼しげなジャケットの印象を見事に裏切ってくれます。とはいえ中性的なタイトル、どこか素っ気なさを感じさせる歌詞など、その世界はGARNETのものに他ならず、超キャッチーな歌謡曲調のメロディラインは非凡の一言。

そして何より、カップリングに定評のある彼らの実力を存分に堪能させてくれる「float world」が、期待に違わず今回一番の収穫となりました。「水のない晴れた海へ」「君の家に着くまでずっと走ってゆく」等でGARNETとコラボレートしているアレンジャーの手がけたこの曲は、一曲目とはうって変わった夢見るような不思議な音色を聴かせてくれます。一度聴いてしまうともう、耳から離れない、非常にメロディアスかつ繊細な、まさに中村由利にしか作れない旋律。毎度ながら、いかにGARNT CROWが幅広い音楽性を持っているかということを強く感じずにはいられない一枚でした。

ガーネットクロウの１５thシングルとなる、この「僕らだけの未来」は新しい感じを感じさせながら「らしさ」を忘れていない。
「僕らだけの未来」はアップテンポな曲で初めて聴く人（ガーネットの曲を）にも親しみやすい曲になっている。
カップリングの「Float World」は完成度が高く、また１曲目とは違った感じで初めて聴く人にはガーネットの違う面も見られると思う。
もう一つのカップリング「lose feeling」は、AZUKI七さんの切ない詞とボーカルの由利さんの声が胸を打つ。
・・・と、個人的にかなりお勧めな曲でした。カップリングもガーネットは完成度が高いので、ぜひ聴いて見て下さい！！

待ちに待った新譜の発売です。
『僕らだけの未来』は、彼女らの全楽曲の中で
一番の疾走ナンバーです。『スパイラル』より爽快です！
基本的にしっとり聴き込ませる楽曲が多い中で、
この楽曲はかなり異色となるのかもしれません。
しかし、メロディのきちんと生かせていて、素晴らしく良いです。

ことごとく選曲漏れしていた『Float World』も収録。

それと同時に『lose feeling』も収録されており、内容も濃い。
タイトル曲よりもカップリング曲の方が典型的なG.CROWサウンドです。
先に書いた『しっとり聴き込ませる楽曲』を求めるファンの要望にも
きちんと答えている所などは、さすがだと思います。

ライヴで盛り上がること必須の名曲です！最高！！