頑張れセドナ
★★★★★
『新・外伝』シリーズも3作目。
雑誌の方は購入していないので、
とても楽しみにして読みました。
ちょっぴり秋津とS-Aの絡みが
少なくなっているのが残念なところ。
その分、セドナや2作目で
登場したベジコウモリ君がよく動きます。
ベジコウモリ君ちは、
このシリーズで(JOKERシリーズの)海王寺グループ
(字あっていたカナ?)のような役割を持つようです。
他の方も書いていらっしゃいますが、
あの性格のS-Aの謎が、少しだけわかります。
また書き下ろしについてはセドナの出生についても。
ただ、シスコンセドナ君には今回はつらい事件でした。
彼がどんな風に、成長するかも今後
秋津とともに親のような心境で見守りたいかも。
と思うような終わり方でした。
S-Aの謎が!!
★★★★★
「新・特捜司法官S-A」シリーズは、新テーマとして、新人類のネオヒューマンが生まれ、現人類との軋轢が描かれています。
テレビシリーズのS-A役・秋津を進行役(主役)に、ネオヒューマンのセドナや、(後書きを読むと変な妄想をしてしまいそうになる)ベジコウモリなどが登場し、次々に起こる事件に巻き込まれていきます。
タイトルに、S-Aとあるので、真の主人公はS-Aであると思うのですが、このS-A、ジョーカーシリーズの頃より、やけにキャラが優しく甘え上手だなぁと、実は思っていたんです。
前にどこかの巻で、「特捜司法官は、相手によって自在に態度を変えることが出来る」と言う、くだりがあったので、相手が『秋津』だから特別?とか、思っていたのですが、違ったんですね!?
ジョーカーシリーズのS-Aも実は「処分」されていたんでしょうか?(ジョーカーとS-Aは双子のように育ったってくだりもあります)
やっぱり、「新」になってから?「外伝」のときはリンも登場してて、違和感なかったし…。
今回の話はまだまだ序盤という感じで終わっていましたが、S-Aの大きな謎が1つ解けたので、ものすごく大きな感触がありました。
今後のネオヒューマンと人類の抗争も気になるところです。特捜司法官は最終的にどう裁くんでしょう!!続きが早く読みたいです。