インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

銘機浪漫‾カメラが僕にくれたもの‾ (エイ文庫)

価格: ¥683
カテゴリ: ムック
ブランド: エイ出版社
Amazon.co.jpで確認
いわゆるクラカメの随筆集 ★★★★☆
ライカ・ハッセルを中心にしたモノクロ写真家の随筆集。あとがきにもありますがエイ社のカメラ系出版物は「アナログ・モノクロ」に力を注いでいる傾向が非常に強いのでその仕事の流れから著者のこの文庫本の出版が決まったとのこと。
同社からは同じようなエッセイ系の文庫本がたくさん出ていますが、そのなかでもライカ・ハッセルに興味のある方は読んでみてもいいかな、と思います。ただし、機材や写真にケチをつけながらガン見するような方には向いていません。あくまで軽い気持ちで。
私は同社の文庫本をかなり持っていますが、この著者の名前や写真をあまり知らなかったのと表紙のカッコよさで買いました。某チョートク氏や藤田○咲氏のシリーズよりずっとおもしろかったです。内田ユキオさんのファンなら共感する部分があるかもしれません。
掲載の写真が美しい ★★★★★
「銘機浪漫」という題名からは、とてもカメラという機材に偏った内容を想像させるけれど、内容は、写真を撮るということに対する著者の熱い思いが、ハッセルブラッドやその他のカメラを通して窺い知ることが出来るものである。
私もモノクロ写真を撮っているけれど、実際にプリントの焼き方について、とても貴重なヒントを得ることが出来た。
また、特筆するべきは、掲載されている写真のクォリティーにあると思う。なかなか紙面において、これだけの質感を出しているものを見たことがない。小さな写真集として、いつもカバンの中に入れておくのにもおすすめしたい。
写真をはじめようという方、写真を趣味としている方には、手に取っていただきたい本である。
機材マニア向けなら星4つ ★☆☆☆☆
ハッセル使いはたくさんいるが、これほどまで機材に対するフェティッシュな感情をあけっぴろげにする人は、残念ながらあまり多くはないように思える。本書は機材マニアによるハッセルブラッドへのオラトリオということで、まぁカメラ好きなら値段分の楽しみがあるのだろう。
肝心の写真はというと…
例えばハッセルSWCとなれば、やはり「リー・フリードランダー」などが出てきてしまうのだが、彼らとストレートに比較するのは、かえって著者に失礼か…