インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

民法 2 第2版

価格: ¥3,780
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京大学出版会
Amazon.co.jpで確認
解り易い ★★★☆☆
教科書らしい教科書って感じです。

堅く信用性があり

どこかの砕けた文章とは違い。

まじめに書いているように思える。

問題は不法行為法 ★★★☆☆
内田民法待望の改定ということで手に取り読んでみました。
債権各論については

1 瑕疵担保責任
2 賃貸借での特別法の兼ね合い
3 不法行為の体系・因果関係と損害の範囲

など民法のうちでも最難関と思われる論点・知識が満載であり
基本書によっては苦手意識がついてしまう分野だと思います。
よってこの部分を中心にレビューをします。

1瑕疵担保責任については事案・判例が豊富で通説の記述もわかりやすい。
 契約責任説が中心(当然ではあるが)で、法定責任説にもある程度突っ込んだ説明がある。
 本書でここをマスターすれば論文試験でも処理を迷うことはまずないと思われる。
 満足度100点

2賃貸借での借地借家法の解説部分は使いにくいと感じる人が多いかもしれない。
 民法の条文→特別法の修正という流れで進むため
 要するにどうなってるの?という疑問が常について回る。
 民法、特別法を別の章立てで解説してほしかった。
 満足度60点
 
3そして問題の不法行為法であるが・・・
 これは初学者にとって悪書に当たるぐらい議論のレベル・出発点が高い。
 発展問題にあたるような高度な判例からスタートし
 相当因果関係の説明をすっ飛ばして保護範囲説に突入。
 しかも保護範囲説についても少し説明が薄い。
 当然の前提として通説・平井説の関係があり、それを厚く書くべきであるのに
 それを説明せずに内田説という印象を受けた。
 要件事実の観点からもいい本とはいえない。
 内田民法の他分野の判例→通説→内田説という流れを期待してはいけない。
 この分野は「教科書」ではありません。確実に裏切られます。
 判例が豊富なのでその点は満足。
 満足度30点


といった形で部分についての詳細レビューを書きましたが
契約法の部分はほかの基本書と比べても完成度が相当高く、理解しやすいと思います。
個人的にはNO1です。
不法行為法の解説は最初からついてないものと考えてwww
別の本の使用を薦めます。
潮見先生の薄いほうの不法行為法がお勧めです。
債権各論が弱いような ★★★☆☆
法律書には血の通った本と、そうでない本がある。
前者の例としては芦部憲法や田宮刑訴などがある。後者の例としては弥永会社法や近江民法が入るだろう。人によって感じ方は違うだろうが私はそう感じた。
血の通わない本は、知識を詰め込むのにはいいだろうが、ハッキリ言ってつまらない。読む本ではない。参照する本だと思う。それなら予備校本で十分だ。

で、本書であるが、私は間違いなく前者であると思った。
債権各論の説明がいまいちであったり、不法行為法では通説に反した説明を加えたり、内田民法シリーズの中では分かりにくい本だ。しかし、内田先生の思想を随所に感じることができるのである。つまらない法律も多少はおもしろく感じられる。通読に耐えられる。

試験委員であった影響から、愛読者はいまだに多い(かつて本書の「過失概念の変容」なんてテーマがそのまま出題されたこともあった)。よく言われることだが、通説がどこにあるのか意識しながら読み込めば、新司法試験にも通用するのではないかと思う。
特に契約法が重要 ★★★★★
いわずと知れた内田民法の第2巻。待望の10年ぶりの改訂です。
債権各論を1冊で説明した本というのは意外に少ない。
説明は独自の手法を用いており、懇切丁寧。事例をたくさん使っているので
具体的なケーススタディも同時にできるのが特長といえるでしょう。
最新の議論も当然に織り込まれているので、理論面でも高度です。
(細かい学説の羅列がないからといって理論的でないという見方は誤り。)
教科書であることからそれほど情報量が多いわけではないですし、
条文に沿って端から順に解説するという手法は取っていません。
ダットサンやSシリーズのように条文に沿って解説した従来型の基本書と
併用して、講義を聴く感覚で読むのが、適当な取り組み方かと思います。
いうまでもないでしょうが、法学部で民法をしっかり学ぶ人や法科大学院生は
一度は読んでみるべきです。お気に入りにするかはその後の問題でしょう。

教科書として本書は本書でいいのですが、体系書も別に書いてほしいです。
全般のシリーズは難しいでしょうが、著者は契約法の専門家ですので、
「契約法」だけでも体系書を是非とも書いていただきたいです。
民法典の契約部分に総則や債権総論の一部をも織り込んだ本が
書き下ろされたならば、内田先生の代表作となることでしょう。
民法2は注意が必要かも ★★★★☆
内田民法は情報量が多く、使い勝手もいいが、やはり講義用なのか、民法2に関してはいまいち説明がわかりずらい。1と3はそこまでではないんだけどな〜

この分野、特に不法行為に関しては一人で読んだ場合、なに言ってるの?って感じになる!内田先生の講義でも聞けばわかるのかな?残念ながらT大生ではなにので不明です。
この分野は、潮見先生の債権各論1・2(黄色い本です!これはお薦めですよ♪)を読んだほうがわかりやすいし、勉強になる。もしくは大村先生の基本民法でもいいと思う(こちらは核はしっかりしてるけど情報が少ないのがね〜)。

しかし、どちらも事例が弱いので、ここで内田が欲しくなる。
やはりこの本の最大の長所ともいうべく、事例の情報はやはり随一。判例でどこを読めばいいのか非常にわかりやすいので事例集としてはやはり持っていた方が勉強になる。
説明はわかりずらいので、評価としては3だが、やはり事例と情報量を考慮して4。

※なお内田先生が民法改正に乗り出していることから、「こう改正したいのかなぁ」というのがわかる本でもありますね。例えば事情変更の原則の条文化もあり得るのでは!?