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行政法入門

価格: ¥2,052
カテゴリ: 単行本
ブランド: 有斐閣
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抽象的でむずかしいと言われる行政法のあらましを、豊富な具体例を用いながら、やさしい語り口で講義する。行政手続法改正で導入された意見公募手続制度のほか、最近の重要な最高裁判決にもリファーした。
むずかしかったけど ★★★★★
最初読んだときは、むずかしく感じました。人気ある本を理解できないのが歯がゆくて、我慢しながら繰り返し何回も読みました。読むたびに、新しい気づきがあったり、理解が深まったり、やっと人気のあることが実感できるようになりました。読めば読むほど力がつきます。
読みやすい本です ★★★★★
行政法という法が実際には存在しないので、刑法と比べてとっつきにくく、大学で公法系単位取得の際に選択しなかったのですが、この本を読むと食わず嫌いであったことに気づきました。私のような一般ピープルにもわかるように噛み砕いて書いて下さっています。入門というタイトル通り、初学者や他職域の者向けにはよい本だと思います。
全くの初心者には向かないのでは ★★★☆☆
先のレビューでは絶賛されているのですが、個人的な感触ではそれほどわかりやすいとは思えませんでした。たしかに、身近な例えを使って読者に伝わるように腐心されていることが伝わってくるのですが、本自体のレイアウトが平坦で、各記述のメリハリが乏しく、読みづらく感じました。法学者の書く入門書はほかにもこのようなレイアウトが採用されているものが多いのですが、これで初心者に学習効果があがると思われているのか不思議に思います。
学者の書いた入門本としては、石川敏行『はじめて学ぶプロゼミ行政法』の方がよほどわかりやすく読めました。『はじめて学ぶプロゼミ行政法』は改訂がされておらず、少し内容が古くなってきているのが残念ですが、こちらはとても読みやすいレイアウト(二色刷・図表が豊富・見出しや重要単語の強調が上手)で、例えもわかりやすく、苦痛無く読むことができました。
法の勉強は入り口が非常に重要です ★★★★★
法学部の学生が専門課程に入って、初めて本格的に法を学ぶ時、あるいは社会人が資格受験のために初めて法を学ぶ時、一番重要なのはスムースにその法の勉強に入っていけるかということがもっとも重要だと思っています。

行政法は新司法試験でも必修科目となりましたし、憲法を深く理解する上でも重要な科目ですが、行政法独特の概念が理解しにくい部分があります。
理論だけで、最初からおしていくと、拒否反応を示す方も多いようです。

そこで、お勧めなのが藤田先生のこの著書です。
語り口調で、とても親切な説明のしかたをされておられます。
私は、合計3回この本を読ませて頂きましたが、読むごとに内容の深さに感動しました。

もちろん、入門書ですので、これだけで新司法試験に通用するものではありませんが、この本を一読した後で、中級向けの原田先生の基本書を読んでもいいですし、一気に宇賀先生や塩野先生の基本書に進んでもいいでしょう。
また、行政書士試験を受験される方には、受験用テキストではじめるよりも、まずはこの本を読むべきだと思います。
今の行政書士試験は、大切な部分をちゃんと理解してから、必要な知識を得ていく方法のほうが合格への近道になると思います。

とにかく、行政法の骨組みとキモを理解するには最高の入門書です。
行政書士試験の副教材にも ★★★★★
行政法の教科書は数々ありますがもっとも初心者向きに解説されている本といってよいのではないでしょうか。
また、行政法は行政書士試験の受験科目のひとつでもあり重要です。
受験生の副教材としても良い本です。