洗練されたブルーズロックを堪能出来る「ブルーライン」名義でのファーストアルバム・・・カッコいいです!!
★★★★☆
1992年リリース、&ブルーラインとしてのファーストアルバム・・・GRPからのリリースなので、印象としてはスムーズジャズかな?なんて思いますが、実際はギターブルーズロックトリオな内容です。メンバーは、ロベンフォード(G/Vo)・ロスコーベック(B)・トムブレックライン(Dr)・・・ロスコーが参加している事もあり、なんとなくエリックジョンソン(G)にゲストで弾いてもらいたかったなあなんて感じましたね!キーボードにはラッセルフェランテ、6曲目にはマークフォードがハーモニカで参加してたりします。1曲目は、レイヴォーン兄弟に捧げたハードロック調なインストチューンでなかなかカッコ良さ・・・心地良くドライヴするインスト5曲目「STEP ON IT」、これがまたカッコいい(ボーカル入りよりは、この2曲が私的にたまらない)!久しぶりにひっぱり出したアルバムでしたが、このカッコ良さは今でも十分通用します。
Robben独自のBluesフィーリング!
★★★★★
好評だった前作"TalkToYourDaughter"から4年ぶりの’92年スタジオ録音盤。BlueLineのメンバーとの1作目で、ジャズフュージョン系の曲が1、2曲あるものの、他はRobbenのルーツでもあるブルース系の曲で占められており、Robbenのブルースへのこだわりが感じられるアルバムとなっています。しかし、Robbenの作るサウンドは、あくまで都会的な洗練されたものであり常に西海岸のさわやかな風が吹いています。JohnHiattとOtisRushの曲以外すべてRobbenの作品で、作曲能力にもかなり非凡なものを感じます。しかしなんと言ってもすばらしいのはブルージーかつ切れ味するどいRobbenのギターで、相変わらず絶好調であり、ドラムのTomとベースのRoscoeBeckと共に質の高い演奏を聴かせてくれます。ゲストで1曲、弟のMarkFordがハープを吹いているのもうれしいかぎりです。