が、しかし。
マリウスの色事師としての才能がどの程度か、
なんてことは、読んでいる方にはまったく興味がない話なのです。
これがその後の展開に大きな影響を与えるというなら話は別ですが、
どう考えても作者の思いつき(と趣味)で書いているとしか思えない。
読者は大河ドラマの続きを期待しているのです。
出来の悪いポルノ描写に付き合うつもりはないのです。
そんなことにページ数を費やすよりも、
「光団」や「風の騎士」の話を書くべきなのでは。
またまた風呂敷を広げたこの作品、次からどうなるのか。
まさか、「風の騎士」が忘れられた「鉄仮面の男」だったりして。