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湖畔のマリニア グイン・サーガ(104) (ハヤカワ文庫 JA)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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フロリー! ★★★★★
フロリー復活。結構オキニだったから嬉しい限り。
マリウス。男としては羨ましい限り。世が世なら吟遊詩人もいいものだなって思わずには居られない。
マリウス単体としては、娘マリニアの年齢を覚えていないとか、フロリーを口説いたりとか元々オキニキャラじゃないのにさらに評価ダウン。
ただ「犬」呼ばわりは笑えた。猫科じゃないの?
それにしてもひさびさに平和なワクワク気分で読めたのは久しぶり。やっぱりフロリーパワーだと思います。
思っても見なかった人物の再登場、久々の新人物の登場に予想外の新展開の予感・・・ ★★★★☆
イシュトヴァーンの軍勢の手を逃れ、ケイロニアからの捜索隊からも身を隠し、記憶を失ったままマリウスとパロに向かうグィン。
マリウスが食事をもとめて立ち寄った辺境開拓民の村近くの一軒屋には・・・。
さてさて意外な人物、かなり以前に舞台から姿を消した、端役としか思われてなかった人物が登場する。
これが予想外に効果を発揮する。
さらに新登場の、「光団」を名乗る騎士団、仮面を被った謎の「風の騎士」が登場・・。
こういう展開は久しくなかったように思う・・。
「なんだ、おもしろいじゃないかよ」と、思わずもらしてしまった・・・。
三流ポルノに付き合う気はない。 ★★★☆☆
新たなる放浪編の幕開けです。
ストーリーそのものは、これまでに比べればそれなりに進展します。
個人的に好きだったあのキャラの再登場もうれしいところではあります。
新しいネクスト・ジェネレーションの出現も、
今後への期待を抱かせるものではあるのです。

が、しかし。
マリウスの色事師としての才能がどの程度か、
なんてことは、読んでいる方にはまったく興味がない話なのです。
これがその後の展開に大きな影響を与えるというなら話は別ですが、
どう考えても作者の思いつき(と趣味)で書いているとしか思えない。
読者は大河ドラマの続きを期待しているのです。
出来の悪いポルノ描写に付き合うつもりはないのです。
そんなことにページ数を費やすよりも、
「光団」や「風の騎士」の話を書くべきなのでは。

またまた風呂敷を広げたこの作品、次からどうなるのか。
まさか、「風の騎士」が忘れられた「鉄仮面の男」だったりして。

マリウスの「旅は楽しく~♪」と言った感じでしょうか。 ★★★★★
マリウスの「旅は楽しく~♪」と言った感じでしょうか。 久方ぶりの、戦闘シーンの少ない巻でした。
何よりも、表紙の爽やかな青が「いつもとちがうよ!」と訴えているような感じを受けました。
今までの重苦しい雰囲気から、マリウスの人生観「僕は吟遊詩人なのさ。」といった本領発揮の物語や、本筋に関る新事実発覚!にドキドキしました。
マリウスが本能の赴くままに色んな女性を口説くのがもうなんて言うのか、
(タヴィアはいいのかマリウス!マリちゃんはどうするんだ!!)と
ハラハラしましたよ。
仕方のない人ですね、まったくもう。
次巻が楽しみです。
(余談ですが作中のカンの実がとても美味しそうで、想像するだけでおなかが空いてしまいました。)
3人で旅してたころを思い出します ★★★★☆
初期のグイン、イシュト、マリウスの3人で旅してたころを思い出します。
どこまでも能天気で女好きなマリウス、豹頭を気にするグインは、懐かしいですね。
しかも、ここであの清楚で可憐なフロリーが出てくるとは、萌えました。