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火の山 グイン・サーガ(102) (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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イシュトの黎明? ★★★★☆
火の山。とくにグインが居るからどうにかなるだろうって思っていたので予想通り。
それよりイシュト。意外にヤバイところまで追い詰められていた様子だけれど復活時にはちょっと良好な風に復活した様子。多重人格風に語られているのであんまし期待を持つのも予想と違ったときに凹むから大きく喜べないものの、鬱な部分から脱出してくれればいいなぁ〜と。
そもそもイシュトのファンになってグインサーガ読み始めた人間にとってはこれがターニングポイントになって欲しい1件です。
生と死と。炎と嵐と。 ★★★★☆
グインに刺された傷がもとで死の淵を彷徨うイシュト。彼を待つのは怨念にまみれた悲惨な死か、それとも・・・
一方、山を覆い尽くす山火事の炎に焼き尽くされようとしているグインとスカール。いかなる奇跡が彼らを救うことができるのか。

ストーリー展開はかなりご都合主義といえば確かにそうなんですが、「イシュトもこれで少しはダークな世界から抜け出してまっとうな道へと歩きはじめられるのかも・・・」と思えるのはなんだかほっとするような気持ちです。ただ、過去のお話はもうよいので適当に切り上げて話を進めて欲しいです。

一方、炎に巻かれるグインとスカールのやりとりが非常にクサい。なんかこう青春ドラマを見ているような感じです。どんどんおしゃべりになるスカールが気になります。ただ、2人ともかっこいいのは間違いないですが。

更なるストーリー展開のスピードアップを望みます。とはいいつつも、本巻は、新たな展開を感じさせてくれる満足な一冊でした。次の巻こそスピードアップを是非。

がんばれ、イシュト ★★★★☆
記憶喪失のグインが、今なおルードの森近辺でうろうろしている(!?)この数巻。やっと今巻でストーリーが少し動きます。

100巻を超えて、やっと出会った、グインとスカールですが、グインが記憶喪失のためか、スカールが病癒えていないためか、私たち読者が期待していたような展開が起こっていない前巻からの状態に、イライラしていたのですが、そんな事はどーでもいい!

ずっと、血みどろの道を歩み、精神的にどんどん壊れていっているイシュトヴァーンに、少し希望の明かりが灯ったような気がするこの巻。
○○も、黄泉の国から登場しますし、久々に少し『グインサーガ』の流れを感じることができたような気がします。

それにしても、もう少し、物語の流れを通常の速さに戻して欲しいと願っているのは、私だけでは、ありますまい。

もう101冊ですか! ★★★★★
グイーン グイーン この人にはなまえがふたーつ~
グイーン グイーン 中島にーはー批評が多数~

   ★★中断★★

ところでこれだけ長く書いている人のファン層とはどんなものなのか。
SF大会やイベントに出て来るような三次元を侵食するような体格のひとなのだろうか。
それとも夢見がちな少女の心を持ったひとなのか。
興味は尽きない。

だが私が思うのは、これだけの水準でよくもここまで書けるということだ。これはまるで、バッハやヘンデルのような職業音楽家のようではないか。バロックという響きもこの方の作風に合っているような気がする。

もう少しサクッと書けないものか。 ★★☆☆☆
こうやって文句を言うなら読むのをやめるのが
筋だといわれるのかもしれません。
実際問題、最近うんざり気味なので
今回は初めて書店で
「うーん買うのやめようかな」と思いました。
ペラペラ見たら 相変わらずくどそうだし。
でも、買ってみたのです。長年のよしみで。

まあ、そこそこおもろいとはおもうのです。
イシュトの今後が気になるし。でも
この「グインがなんでも御解決」という流れは
うんざりです。

そろそろやめようかな、読むの。
読むにしても立ち読みでいい。
売り上げが落ちれば 筆者も考えてくれるかも。

売り上げに貢献している多くの読者たちがいる
このグインという設定で遊びすぎずに
なるべく早く物語を展開させていただけないでしょうか、栗本先生。