ようやくグインとスカールが出会いました。
グインとスカールが出会ったら、伏線のひとつも明かされるんだろうなぁと期待していたんだけど、普段の巻となんも変わりませんでした。
星船時みたく急展開を期待していただけに残念。

ようやく果たされた大いなる邂逅。
それが持つ意味はまだ語りきられていませんが、
物語の大きなターニングポイントになっていることは間違いない。
そういったストーリー上の意義はともかく、
登場人物中１、２を争う快男児同士とあって、
とにかく会話のテンポがよく、読んでいて気持ちいい。
このシリーズ中にありがちな、
うじうじした心情描写を織り交ぜた、だらだら長いセリフの羅列ではなく、
「俺の考えはこうなんだ。だからこうするんだ！」
という歯切れの良さが全編に見られます。
すでにリリースされている次巻はまだ読んでいないのですが、
（元）黒太子にはこの調子で物語にアクセントを与えていってほしいと思います。

　重要人物でありながら、今まで何となく影の薄かったスカールが、遂に本格的にストーリーに絡み始めました。なんていったら、ファンの方から怒られるかな。（笑）
　今回個人的には、グイン×イシュトヴァーン×スカールの対決シーンは、物凄い迫力で、グインサーガ101巻中五本の指に入る名シーンだと思います。

　重要人物でありながら、何故か今まで影の薄かったように思えるスカールが、やっとストーリーに絡みはじめたといったら、ファンの方から怒られるでしょうか。（笑）
　個人的には、グイン×イシュトバーン×スカールの対決シーンの迫力は物凄く、グインサーガ101巻中、五本の指に入る名シーンだと思います。

グインとスカールが１００巻を経てようやく出会った。二人のやりとりは感動ものです。グインの記憶が戻るときに何が起こるのか、楽しみです。