分かりやすく色々な事例が出ています。
こういう時あなただったらどうする？どう思う？って考えながら読み進めました。
子供と親がオープンで信頼できる関係を日ごろから築く必要性を感じました。

自分自身モラハラな母親に育てられ、自分の気持ちを大切にすることが難しかったりします。
子供時代の自分に語りかけるように読める本です。

気持ちの本
にはたぶん出てこなかった「権利」を最初から大きく扱っている。
小学生ぐらいにならないとわからないかなぁ？

大人が気に留めておくという意味では乳幼児の親にも○

優しい文章と、絵で、子どもに暴力から自分を守るための方法を伝える、
絵本の形の本です。

帯には「自尊、人権についての教育をよりどころに、いじめ、性的虐待、誘拐など、
子どもへの暴力を、子どもが自分で防ぐ、具体的な方法を伝えます」と書かれてあります。

アメリカで開発されたCAP（子どもへの暴力防止）教育プログラムを、
子どもに直接語る、紙上ワークショップ。

性的虐待を受けた場合、「秘密だよ」などと加害者から言われ、
またそう言われなかった場合でも、
「こんなこと言ったら、お母さんに怒られるんじゃ？」
という思いから、誰にも喋らず、沈黙してしまう子どもが沢山います。

この本は、
「いやな秘密は誰かに話すんだよ。
ちゃんと聞いてくれる大人が見つかるまで、言い続けよう」
と、子どもに語ります。

そして、実は、それが（何でもいえる関係を大人と築けることが）一番大事なのです。



こんな時代だからこそ、お子さんを持つ親御さんに是非、読んで欲しい本です。

どうやったら、具体的に、暴力・虐待・いじめ等に対処できるようになるか。 CAP=Child Assault Prevention（子どもへの暴力防止）教育プログラム。この本は子どもに直接語る紙上ワークショップなのだそうです。 CAPについて具体的に知らなかったのですが、この本は子どもに具体的に語っています。１歳の娘と一緒に読むのはもう少し先でしょうが、私の心の規準になりました。一家に一冊あってよい、何かの時には子どもに思い出して欲しい本です。

ＣＡＰの大人向けワークショップに参加して紹介されたので読んでみましたが、過去の自分を見つめなおし過去の体験を開放するのに役に立ったと思います。
難しい言葉でなく、分かりやすく語りかけるような文体で、子どもだけでなく大人も是非読んでいただきたい本だと思います。