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とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 大型本
ブランド: 岩崎書店
Amazon.co.jpで確認
   子どもが性的虐待や誘拐といった暴力・犯罪から身を守るための知恵を説いた絵本。児童虐待をテーマとした『あなたはちっともわるくない』の著者安藤由紀が翻訳し、絵本作家河原まり子がイラストを描いている。深刻なテーマながら、透明水彩のやさしい色合いが、子どもへの温かなまなざしを感じさせるものとなっている。

   カナダの小学校で副読本として使用されていたというこの絵本は、子ども自身が自分を守る力を身につけることを目的としている。紹介されるのは、迷子になったときや知らない人に声をかけられたとき、あるいは不審な人に体を触られたときに「誰に助けを求めるか」「どこへ逃げるか」といった具体的な対処法。デパートや公園、マンションなど子どもの日常生活における6つの場面を想定してあるため、実践的でわかりやすいのが特徴だ。

   また、トラブルに直面した場合の子どもへの接し方や心構えなど、親への有効なアドバイスとなっている点も心強い。とくに巻末の「性被害のサイン」や「性被害を受けてしまったとき」はぜひ読んでおきたい資料だ。なかなか家庭では取りあげにくい話題であるだけに、親子で共に考えるきっかけづくりとして活用したい。(中島正敏)

大人に知ってもらいたい本 ★★★★★
素晴らしい本だと思います。
ただこの本を子どもに与えっぱなしにするだけでは、あまり効果がないかもしれません。
少なくとも私が幼い頃にこの本をどこかで目にして、そして読んでいたとしても、
私の人生に影響を与えることはなかったと思います。
「ふーん。」と思うだけのその場限りの本になっていたに違いありません。

対応の仕方も実践できなかったでしょうし、第一私の親は相談にのってくれるとは
到底思えません。私の思春期には興味津々に私の身体を眺め、胸を触ってくるような
父親でしたから。

この本は、大人が子どもに読み聞かせてあげて、そして対話することによって、
「お父さん、お母さんはいつも自分のことを大切に思っていてくれて、
何かあったときは必ず助けてくれる」

そして、

「いつも自分は守られている存在なんだ」

と子ども自身が確信することによって、その大切な身体を
「自分の力でも守るんだ!」
とはじめて子ども自身の力が溢れてくる本だと思います。

子どもの周りにいつも見守ってくれる信用できる大人がいることが前提です。
そんな社会となっていく為にも、是非大人の方にこの本を知っていただいて、
読んでいただいて、そして子どもに読み聞かせていただいて欲しいです。

肌身の愛情がプラスされることによって、はじめて生きる素晴らしい本です。

腹の底から大声をだして! ★★★★★
子どもから大人まで、みんなに読んでほしい本です。
これは、子ども向けの、子どもだけ用の本ではありません。

知らない人に声をかけられたり、見られていたり、ついてこられたり、
だれかに体をさわられたりしたとき。
だれに助けを求めるか?どうやって?どこへ逃げるか?
もし、怖い目や嫌な目にあってしまったら?

誰にも傷ついてほしくない。
でも、今の世の中、何が起こっても不思議じゃない。
だから、暴力や犯罪や、心の傷から自分を守るための方法を、
ひとつでも多く知っておきたい。

具体例で書いてあるので、子どもにも理解しやすく、また誰にも実用的です。
20年も前に書かれた本とは思えないほどです。
「護身の基礎」でしょうか ★★★★★
一冊の中に、

迷子の話が1つ
誘拐されそうになる話が2つ
性被害の話が2つ
親と子どもの会話が1つ

の6つの別々のストーリーで構成されていました。

ホームスクーリングの遊びの集まりで読んだ所、子どもにも大人にもかなり好評でした☆
親だけでなく、学校の先生やベビーシッターも読んでおく必要がありそうですね。

一冊必要かな ★★★★★
子供向けなのにとても上手く出来ている。さりげなくリアルで、読んでやっている自分も子供がこんな状況でこんな気持ちになったら嫌だなと気持ち悪い感じさえするが、それが子供に危険な状態に巻き込まれないように教えられるいい本だとおもいます。怖い世の中ですからこういう本が身近にあると、子供もとっさに判断できる準備が心の中にできるのではと期待できる一冊でした。
世界で一番大切な我が子を守る為に。傷付けない為に。失わない為に。 ★★★★★
必要な本に巡りあえたと思えました。
いつも思うのは、虐待,連れ去り,性被害然り、ドクハラ,医療ミス然り、食糧問題然り、今の時代が病んできたのではなく、マスメディアの急速な発達と問題意識の向上、正義と信念を貫いてくれる記者さん達の努力で、昔から変わらずあった情報を私達が知る機会が増えただけではないだろうか、という事です。

誰でも子供の頃から、自分や周囲の子が危ない目に遭いそうになったり、遭った経験があるのではないでしょうか。反面、自分の子に限っては、という気持ちも。
あとがきも含めて、子供が傷付けられない様、親として努力したい気持ちに寄り添って、大切なアドバイスをくれる本でした。

自分の子に、この教育ははまだ早い、いや、必要だ、と、夫婦間の意見がおり合っていない家庭にも、この本はお薦めだと思いました。