元気なウサギのファンタジー
★★★★★
ある日、あなたが街角で滅法小さなウサギに会ったとします。ウサギは言います。「私は、伯爵家の出身でして」そこで、あなたはびっくりしてしまいます。ウサギが喋った?この本に出てくる人間も驚きます。でも、違う理由で。「なに?伯爵家のご出身なのですか?」と。この本では、ウサギ界と人間界は同じ世界。みんな同じ土俵に立っている。人間にも日々災難がふりかかるように、チビウサギも、いろんな面倒に見舞われます。でも、このウサギ、へこたれない。健気?いやいや、そんなんじゃありません。かなりタフなウサギなんです。ミヒャエル・ゾーヴァのたまらなく可愛い挿絵のおまけつきの、読んで元気になるファンタジーです。
面白かった
★★★★★
約120ページの大冒険。
凄く読みやすくて2時間ぐらいで読んでしまいました。
動物達のパラダイスと言われていたベルリンの壁の崩壊など90年代のドイツが舞台です。
エスターハージーが花嫁を探しに行く旅なんですが、その道中に様々な人間や動物と出会いそして理想の花嫁を探し出します。
人間の身勝手さが身にしみる作品でもあります。
ベルリンの壁が崩壊した直後にエスタハージーが言った言葉が印象的でした。
「壊すなら、壁なんて最初から作らなきゃいいのにさ」
考えさせられました。
一緒にどきどき
★★★★★
ゾーヴァの美しい絵が、この本の世界観と見事にマッチ! 頼りないウサギの王子が旅をすることで、一回り大きく成長します。人間界の醜さなど軽い風刺も効きつつも、心温まる物語。大人が十分楽しめる絵本です。
カワイイ物語です☆
★★★★★
エスタ-バニ-をはじめとしたウサギたちのとってもかわいい物語です。
イラストもすごくキレイでかわいいのがお気に入りです。スト-リ-も楽しめるとおもいます。表紙も素晴らしくかわいい この本を一言で表すならば、
『最高にかわいい』です。ウサギ好きの方にはたまりません