久々にスゲエ奴等が出て来たね。
★★★★★
自分はまず懐かしさを感じました。
彼等がスターリンを聴いていたかどうかは知りませんが
あの頃のあのリズム。。。彼等のスタイル。。。全てが懐かしい。
自分のフラストレーションを、ロックへ叩き付けていた頃へ戻れた様な気にさせてくれるバンドです。
オヤジが古臭い事を
と、言うかも知れませんが、私等の世代は複雑な思いがある。
年食った分に免じて言わせて下さい。
彼等は冷戦下の昔では決してメジャーデビューなど出来なかったでしょうし
それで長年、無体な冷や飯食わされ続け、不当に過小評価され、消えていったバンドがこの国には多過ぎました。
こちら側、あちら側と差別し過ぎていた。
結局、見出す側が、それじゃあ持たない事を自覚し始めたのかも知れないし
あちら側を聴いて育った人が、腐り切った業界に風穴開けたいと思い始めたのかも知れない。
もし、そうなら結構な事です。
若さゆえ?の媚びなさが新鮮
★★★★★
彼らに出会ったのは、NHKのMUSICJAPANの赤丸急上昇という番組ディレクターが一押しを紹介するコーナーでした。
演奏前の挨拶?では普通の若者って感じでしたが、演奏が始まるとブルーハーツか?!という衝撃(ブルーハーツ直撃世代なんでつい)
Voの不適な表情と歌いっぷりやそのアクションがヒロトぽいけど、ヒロトじゃなくオリジナリティがあるつーかイイ!!
ギターもガンガンにガレージ臭のするリフを弾きつつサビのところで叫ぶコーラス!!
クールだけどめちゃファンキー!!なベース、お前はキースムーンか?なドカスカ!ドラム!
あっという間に曲は終わりましたが、強烈に印象に残りました。
確かこのアルバムに収録の「黒い奴ら」でした。
売れるためにやっているのではなく、俺たちの音楽が最高だぜという不敵さとオラオラ度合が曲じゃらプンプンするので、それがたまらなく良い!!(でも本人達にその自覚はないから、もっと面白い)。
ヒットチャートに乗らなくていいから、とにかく長いことそのままでやり続けてほしい。
猫とロック
★★★★★
Iggy PopやSex Pistolsを彷彿とさせる暴力的で破壊的でありながら、オプティミスティックなサウンド。
それでいてVoの渡辺の歌声は常に刹那的な哀愁を帯びており、どこか愛おしい。
何より、彼らの音楽には“わざとらしさ”がない。
ウケを狙った音ではなく、彼らが演奏したい音楽、ただそれだけが存在する。
確かに作り込まれた音ではない。だが、それが彼らの個性を最大限に生かす結果となっているのだろう。
感情の爆発、というのが適切かはわからないが、瞬発力と若さが溢れている。
かと言って演奏が精神面に遅れをとっている訳ではない。
もしかしたら彼らの音創りはとてもシビアなものかもしれない、と思う程、曲全体に“味わい”がある。
最近の“二の舞”邦楽ロックとは一線を画す、独自のセンスの良さ。
きっと彼らは、アングラだろうがメジャーになろうが黒猫チェルシーであり続ける。黒猫チェルシーの音が奏でられる。
好き嫌いは分かれるかもしれないが、バンドの将来性も含めて☆5つは過大評価ではないと私は思う。
う〜む・・・
★★★☆☆
毛皮のマリーズ好きなら聴いてみて
って言われて聴いてみたんだけど・・
あまりピンとこなかったです
もちろん
演奏技術やボーカルスタイルは
10代とは思えず素晴らしいのですが
ボーカルスタイルが
80'sを意識しすぎてる部分があるのでは?
そっち方面にはいかず怒髪天やフラカンのような方面に行ってほしいです、というかそっちのがいいです・・
アングラであれば過剰に評価するロックリスナーにも問題があると思います
すばらしかったです
★★★★★
10代とは思えない卓越した演奏技術に個性的な声が重なり、新しい波が来たと思います。