屋根から屋根へと飛びうつる野良猫ロック
★★★★★
梱包のひもをといた。
小技が効いていて心をくすぐられた。
澤竜次のギターがねじれて、唸って、
渡辺大知の声がからまって爆発しそう。
ぎゅうっと凝縮したエネルギーがくすぶって、
じりじりと周りを焦がしていく感じ。
サイケでロックで、独特な世界観が良い。
びよんびよんと長い手足に、
ときにはゾンビのようにねっとりとした視線に釘付けになる。
黒猫チェルシーを映像で見れるなんて夢のよう。
DVDがとても良い。
ほんとうにフツウの少年の表情と
ステージ上の豹変ぶりのギャップが良い。
お買い得。