アマチュア合唱団に入っているのですが、何回かミサ曲をとりあげると、どの作曲家も同じ構成で、いったいこれは何故？と、不思議に思っていました。演奏会のプログラム作成を担当することになって調べはじめ、図書館でこの本に出会ったのです。キリスト教内での音楽の発生、発展。ミサの構成やカトリックとプロテスタントのミサの違いなどが分かり易く書かれています。著者の金澤氏の人柄なのでしょうか、優しく丁寧な文体でこれからも何度も読みたいと思って購入しました。