ダーウインの人物史
★★★★☆
『種の起源』の理論を解説したものではない。
主題はダーウィン自身。つまり偉人伝、伝記である。
よって、『種の起源』がなんたるかを理解するには、
このまんがではものすごく不十分であるが、ちょっと知るには充分である。
つまり、『種の起源』はちょっとやそっとでは理解出来ない難物でもある。
「ダーウィンの伝記」を通じて「種の起源」を学ぶ漫画。
★★★★★
私も「種の起源」が漫画化されたのかと思いました…。
実際は、ダーウィンの人生を通じて「種の起源」とその執筆経緯を知る漫画です。
「ダーウィンの伝記」とも読み取れますが、「種の起源」を知る漫画でもあります。
ダーウィンの生誕200周年記念で、イギリスを中心に世界中でも再び注目されているダーウィン。
光文社さんからも、新訳が出版されたようですので、そちらも読んでみます^^
たしかに面白いのですが。
★★★☆☆
これは、「種の起源」の解説ではなく、ダーウィンの人物の歴史を描いたものです。
それはそれで面白いのですが、私としては、忠実な「種の起源」についての漫画版を期待していました。
「種の起源」を読み切るのが大変なので、こういう本でざっと知識を得たいのです。
「偉人 ダーウィン」といった類の解説書はほかにもあります。そういう書物も読むのは困難ではありません。
この「漫画で読破」シリーズは全巻購入し、面白く読みましたが、「わが闘争」や「資本論」、「学問のすすめ」などは、どれも、著者の歴史ドラマを書いていて、書籍そのものに対する考察が非常に甘いです。「小説」の漫画化は私にとって大変ためになっていますが、こういう「学問」の書籍の漫画化に関して、このシリーズは失敗しているように感じます。
おもしろい。ぐんぐん惹きこまれます。
★★★★★
この本は、ダーウィンの一生について書かれたものです。
「種の起源」の本ばかりを漫画にはしていない。
「種の起源」が書かれた背景や作者の生き様、当時の人々の受け止め方、神との関係など伝記風に書かれています。
進化論を身近に感じる一冊です。
良書です。