ケネディの卓越した閣僚が、ある日ジョンソンの部下に
★★★★★
ベトナム戦争中アメリカの大統領はケネディの暗殺によりジョンソンへと受け継がれた。政界の寝業師と謳われ上院院内総務を取り仕切っていた元副大統領ジョンソンは、大統領になっても、ケネディが集めた優秀な閣僚チームに、たいしては、大統領らしくは堂々とはできなかった。ジョンソンは外交政策に自信を欠き、やがて密室政治化していく。ベトナム戦争の決定事項は、国民には知らされない。もっともジョンソンもそんなには知らされていなかっただろうが。
この本を読めばどのようにしてそんな過程が、進行したかがよくわかる。まさに名著。一気に読んでしまします。