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「南京虐殺」の徹底検証

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 展転社
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読むうち雲に隠れた太陽がだんだんと現れてくる感じ ★★★★★
「虐殺」について、戦後中国に行き中国人から取材し鵜呑みにしてそれを見てきたような描写で本を書いた新聞記者の著書を読みながら、日本古来の歴史、道徳、宗教、軍規又その行為は実際に可能であるかなどなど疑問を感じながらでも、信じかけて時にはこの行為を行った軍人に対して怒りがこみ上げた事も事実です。
それでもこの新聞記者の著書は疑問がはれないので、この事件は「虚構」であると反論する本も読みました。
気持ちが明るくなりましたが、大勢の反論者の本を読みたいと思いこの著書を読み再び太陽が現れ日本人としての誇りがもてた感じです。
どっちの味方をしているつもりなの? ★★★★☆
南京事件の議論というのは、実に不思議な論争で、本田勝一氏の著作などを読むと、「大虐殺」なんて、誰かの拵えた絵空事にしか思えなくなるし、他方、この東中野修道氏の一連など見ると、やはり間違いなく大規模な不法殺戮があったと思えてきます。
いわゆる大虐殺総肯定(30万人殺戮説)派、総否定(事変は戦争ではない説)派とも、相手側を叩くことにばかり夢中になっていて、自分が何を立証しようとしているのか、まるで訳が分からなくなっているのではないかというのが、傍から見た感想ですね。
この著作にしても、あたかも万引きで捕まった坊やが、「みんな、やっていることじゃないか」と言い逃れしているようなのは無罪とする理由にはなりませんし、戦時国際法や軍刑法の解釈など、まるっきり素人さんの牽強付会で、思わず苦笑させられてしまいました。
この調子で行くと、ベトナム戦争中、南ベトナム政府の警察庁長官グエン・ゴクロアンが、各国の報道陣を前にして、後ろ手に縛られた(ゲリラ?)被疑者の頭にピストルを突きつけ射殺した事件なんか、ぜんぜん問題にならないということになるんでしょうか。「疑い」があるというだけのことで、裁判もなしに射殺したのが非難されたんですが、米国の輿論が、あの映像から一気にベトナム戦争反対に傾いたのを思い出しましたよ。
本書が称えるのは、あの射殺を是とするのと同じ理屈なんですが、こんなのって、わざわざ、大虐殺派に塩を送ってあげているようなものと言うほかなく、これほど出来の良くない屁理屈だと、冷静に見て、総否定派の「ギプアップ宣言」に等しいと言うほかないでしょ。南京大虐殺被害者30万人説の皆さんなら、思わずニンマリしてしまうでしょうね。
事件当時「パネー号事件」の当事者だった海軍大尉・奥宮正武氏の『私の見た南京事件』を、ぜひ、併読されるようお薦めしたいと思います。本書で著者が称えるような理屈が、国際法の世界で、まるで通用しない理由は、全部、奥宮さんが書いています。
■追注.)本書の著者は、どうやら「実体法」と「実定法」の違いをご存知ないようです。
「体」と「定」だけの違い、厄っこしい法律用語ですが、国際法は「実体法」であって、条約や法律など成文化された「実定法」だけが「法」なのではありません。ある行為が先にあり、それが先例となり慣習となって、異論が出なければ、実際に強制力を備えた「規範」として「国際法」が成立します。
宣戦布告のない「事変」は「戦争」ではなく、戦時国際法にある「捕虜扱いの適用は受けられない」との主張は、国際法が「実体法の体系」だという点を完全に見落とした考え方でしょう。
この南京事件のケースで言えば、捕らえられ武装解除された中国軍将兵に対し「捕虜扱いしない」と、あらかじめ日本政府みずから国際的に宣言していたのなら、これは国家の主権行為に属しますので、日本軍による捕虜処刑行為も、ちょっと微妙ですが、法形式的には「合法である」と主張できたかも知れません(旧ソビエト連邦が、ちょいちょい、この手を使った)。
でも、「日支事変」も実質的には国家間の戦争でした(日本政府は蒋介石政権を唯一の中国政府と認め、それまで公使級だった日中間の国交関係を、岡田内閣・広田外相が大使級に格上げしている)。
いくら図太い神経の持ち主でも、国際的非難や制裁を恐れて、そんな宣言など到底できなかったってこと。事実、日本政府、軍部とも、何も宣言しませんでしたね。
従って、日本軍による捕虜処刑は、戦時国際法に反する違法行為となったという次第です。
この時代の日本の政府、軍部当局者を見て一番に感じるのは、軽率で無責任、とにかく何についてもチャランポランで好い加減なこと。中国のナショナリズムを侮蔑し、蒋介石国民党政権を舐めて掛かって完全に失敗したということなんではないでしょうか。
歴史学の研究 ★★★★★
丹念に資料を読み解いた歴史学の本です。
近年、構築主義というものの流行で資料に全く拠らず、口承だけを重視する
学問もどきが多い中、きっちりした仕事として評価できます。
本書は第一審では賠償を命令されましたが謝罪広告要求は棄却されました。
果たして二審ではどうなるのか注目です。
第一審の判決こそが絶対であるというトンデモな方には星1つかもしれませんが。
何度でも読み返す価値のある書物です。
学問研究の成果というには値しない ★☆☆☆☆
実際の「南京虐殺」の被害者を名指しで嘘つき呼ばわりして損害賠償を裁判所に命令された
いわくつきの本。
その裁判長の言葉が全てを物語っている。
「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、学問研究の成果というには値しない」
学者でもない南京事件に関して言えば素人の裁判官にここまで言わせるとは…
ある意味伝説の書籍。
次から次へと繰り出されるトンデモ結論を味わいたいという方には星4つ。
プロパガンダ「南京大虐殺」検証のための必読書の一つ ★★★★★
現在のプロパガンダ「南京大虐殺」研究の第一人者である東中野修道氏の第一歩として、「南京」検証の入門本として紹介されていたりするが、初級者向けというより初〜中級者向けだと思う。
個人的には、初心者はシンプルにまとめた「再審『南京大虐殺』」竹本忠雄・大原康男著、より詳述した「南京事件の総括」田中正明著と共に本書を読み、「仕組まれた“南京大虐殺”」大井満著などを読むべきかもしれない。
更に一歩進みたい人は、「南京事件・国民党極秘文書から読み解く」東中野修道著、「『南京事件』発展史」冨澤繁信著などに目を通すべきだろう。
もちろん、基礎知識を身に付けた人で、「とりあえず何か1冊」という人には、東中野修道氏の現段階の集大成である「再現・南京戦」をお薦めする。

【追記】最新刊の「再検証南京で本当は何が起こったのか」阿羅 健一著は、「再現・南京戦」が日本軍の動向にスポットを当てたものなら、もう一方の中国の宣伝・情報戦にスポットを当てた大傑作である。
【追記:最近、東京地裁で勝訴した夏淑琴の証言こそ、捏造の証明だと個人的に確信したもの。仮に彼女の証言通り、彼女の家族が何者か(彼女曰く、日本兵)に本当に殺されたのが事実だったとしたら、その殺害方法はまさしく中国兵の常套手段なのです。同時代的には日本人に対する通州事件、済南事件、中国人同士の広東共産党事件などでも証明されています】