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『ザ・レイプ・オブ・南京』の研究―中国における「情報戦」の手口と戦略

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 祥伝社
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情報コントロール ★★★★☆
南京問題というとあまりにも政治的になりすぎた嫌いもあるが、この問題に対して明らかに間違った
歴史認識に基づき自虐的史観に慣らされている無垢な人たちにはある程度説明してあげる必要がある
と思います。明らかに悪意があり、日本の歴史を改竄しようとしている方たちは別として、ごく普通に
戦後の義務教育を受けた昭和20年、30年代の私の友人たちの多くが、あまりにも日本の歴史
(特にシナ事変、大東亜戦争等)を引け目に思っているのをある時からひじょうに強く感じた経験が
あるからです。

それにしても、ここまでやるのかと思うほどエゲツナイ政治的プロパガンダを平気でやるのですね。
後々ばれる写真の修整、改竄など今まで話には聞いていましたが、実際に見てみるとそのやり口は
あきれるほどです。ある面ひじょうに勉強になりました。いろいろな思惑を持った人たちによって
情報がコントロールされているということが国際政治の舞台では日常茶飯ということですね。

藤岡も東中野もそもそもあれなので・・・ ★☆☆☆☆
 藤岡氏もそもそも、彼の批判する「きょーさんしゅぎしゃ」の一人だったので、氏の中国批判には納得できない。ああいうふうに、1989年以降極左から極右へ転向した人々はそもそも、ただの反動的な輩だけじゃないか。

 東中野氏は中国と日本の両側で、自分の"研究"がゆえに裁判で有罪判決を受けた、つまり犯罪者である。

 本当に、ああいう本はやめてくれ、という印象しか持てない。Iris Changの本には様々な問題があったにしろ、「全てが出鱈目・幻」(幽霊でも見たいのか??)とはならないし、批判するのであれば、日本語ではなくて英語で出版してほしいな。全く勇気のないような。
30万人の根拠は何だ? ★★★★☆
南京大虐殺をテーマにして米国でベストセラーになった、アイリス・チャンの著書に対する批判本。チャンによる事実の歪曲や捏造によって、確たる証拠がないにもかかわらず事件が誇大化され、旧日本軍が巨悪に仕立て上げられたと反論している。

背景として、『何かを悪者に仕立てて徹底的に叩くことを好む人間が多い』『陰謀論が跋扈する』『今でも、原爆で極悪人を殲滅したと思いこんでいる者さえいる』『アジアの歴史に疎い』という米国ならではの事情があることを、日本の読者は理解すべきである。さらには、『日本の躍進を快く思わない』『どんなに主観的な屁理屈でも自分の利益のためには平気で正当化する』という国の典型例が米国と中国であることを、肝に銘じるべきである(中東やアフリカ、チベットを見よ)。

一方、小さな事件を誇張して大事件に仕立て上げたり、なかったことをあったとすることがいかに簡単であり、伝説化することが容易であるかは『ミステリーサークルがいたずらであったにもかかわらず、今でも宇宙人の仕業だと狂信するものがいる』『9.11は陰謀である』などの心理分析からも理解できる。したがって、報道する前に、客観的思考方法をきちんと教育し、メディア・リテラシーを啓蒙することが重要である。

本書では、チャンの主張する証拠写真が全く状況と異なる説明を加えていることや、事件の全体像を見ると、明らかに破綻していることを丁寧に検証している。本書を見る限り、すくなくとも、チャンが説得力ある証拠を提示したとは全く言えない。公式記録に残っていた人口動態を見るだけでも30万人虐殺などはあり得ないことが明白である。また、虐殺はあったとの主張は、部分的にどうとでも言える主観的な屁理屈であることがわかる。世界的に重大な事件を糾弾するのであれば、チャン自身が嘘つきだと逆に糾弾されないような客観的な論理力を身につけるべきである(無理なんだろうが)。また、本事件は戦争や現代の政治情勢をにらんだ情報戦であるとしているとともに、朝日新聞の大罪を批判している。

このような書は論理的な思考ができない狂信者にとっては何の影響力もないように感じるので、前置きとして、議論は客観的なデータのみで進めるべく、中立的な立場でのルールを示すべきと思う。先に論理的思考を身につけた者のみに推奨する。メディア・リテラシーについて語るならこのような書で議論すべきであり、星4つの評価。
英訳をマンガで世界に広めるべきだ ★★★★★
『レイプ・オブ・ナンキン』が特にアメリカで読まれているのはタイトルに、“レイプ”という男性だけではなく、性差別を殊更声高に叫ぶ女性が飛びつきやすい言葉が入っていることと、日本をいくら糾弾しても反論してくるものが居ないという100パーセント言いたい放題のストレス解消に持って来いの本だからだろう。飲み屋で話すにも知的、性的に満足できる話題なのかもしれない。誰も“戦争犯罪”などという視点からは読んではいないはず。そこが又、中国のつけめでもある。低レベルな人間というのは存外多いということだ。この本は、いちいち真面目に検証して反論しているが『レイプ・オブ・ナンキン』を読むような連中が、こちらの本も読んで、どちらが真実かなどということを考えるわけがない。しかし、一端広まってしまった誤解を解くためには、(特に対外的には)この本をマンガにし、タイトルには『共産党の非道』や『極悪社会主義』といった西洋人が飛びつきやすい単語をタイトルに入れて出版するべきだ。本当は国がやるべきことだと思うけど・・・。
中国共産党にいいように操られて…。 ★★★★☆
 結局、本書で徹底的に批判されているアイリス・チャンだが、ザ・レイプ・オブ・南京の後、中国共産党の要請を受けてアメリカ批判の本を出したそうだが、あまりにもいい加減な著作を批判されて自信喪失となり、ついには自殺している。中国共産党にいいように操られ、最後には見捨てられた彼女に同情する声もあるようだが、私は自業自得だといってやりたい。権力におもねり、知りもしないことを禄に調べもせずに書きまくり(種子島がいつ日本に伝来したのかも知らんのか)、我々日本人の名誉さえ傷つけたのだから、同情するには値しない。とはいえ、死者に鞭打つのも気が引けるが…。あ、御隣の中国って、平気で死者の墓を荒らしたり、「売国奴」の銅像に唾を吐きかけたりと、平気で死者に鞭打つ国でしたっけ?だったらいいか(笑)。

 まあ、アイリス・チャンのいい加減さには頭に来る限りだが、一方であまりの無知さに、このザ・レイプ・オブ・南京の内容を信じたアメリカ人が本当に大勢いたのか、と疑いたくなる。多分中国共産党が裏から手を回したのだろうが…。