あらためて戦争はひどいと思いました
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軍国主義というのは、人の命を軽く扱っていると思ったので怖いです。
自分の身の回りの人たちが、次々と悲惨な形で亡くなっていく。
とても、やりきれなくてむごいと思いました。
沖縄に行ったときには、ひめゆりの塔などの祈念館を訪れたいと思いました。
世界中から戦争がなくなってほしいと思いました。
悲しい本です
★★★★★
貴重な写真が箇所に掲載されていて、文字数も比較的少なく読みやすい本です。
内容は濃く、悲しくてせつない気持ちになります。
私は「ひめゆりの塔」よりこちらの本をお薦めします。
多くの人々に読んで欲しい
★★★★★
日記をつけていたことにより記憶が蘇り、書き上げた本。
日記が発見されるまで、いかにその記憶を身体機能により抑圧したのか、
またそうでければ生きてゆくことができなかったか、どれほどに
悲惨な状況にあったのか、目の当たりにする本である。
あちこちから上がる学生さんと言う声、そんな中他の重傷者に治療を
優先しなければならず、振り切って走ってゆく彼女達。ひめゆりの塔
を訪れれば再現されているが、左右に上下二段のベッドがあり、それが
壕のずっと奥まで続いている。
麻酔無しの手術の立会い。
まっくらに近い中、聞こえてくる蛆虫の蠢き、狭い通路をとおり、
米軍艦載機の攻撃の合間を縫って用を足し、また飯上げ(食料を取りに
いってくること)をする危険。
死んでいった日本兵には彼女達の姿は母親として写ったのに違いない。
ひめゆりの塔を是非訪問し、死んだ学徒の手記のすべて、生き残りの
元学徒たちが次々に映像に出てきて思い出をはなすビデオの全てを
見てきて欲しい。それをするには丸一日開けておかないと全部見ることは
できない。
余談だが、小林よしのりの沖縄論は取りえない立場の者が書いた著作だが、
よく調べ上げて書いており、一読を勧める。特に本土の者に対して。
我々は沖縄を人身御供として差し出し、米軍に駐留させて、自らは安全な
所にいる。原発も含、またオウム(アレフ)も東京におくべきだ。
オウムに住まわせないのは彼らの人権を侵害する違憲な行為だ。
私は隣に住んでも全く構わない。彼らを生み出したのは我々の社会である。
殺されそうになるのが予めわかった場合は単身でも乗り込んでゆくが、
知らないうちに殺されるようなことがあっても仕方がないと思っている。
この時勢、何時殺されるのかわからないところまで既に来ている。
ただし私の近親者が殺された場合は、全員をこの手で皆殺しにする。
話がそれたが、
米軍基地に反対である。米軍基地を全て返還させ、必要とあれば自衛隊と言う
民主主義と相容れない軍隊ではなく、国民が平等に負う徴兵制をしき、
自衛隊員のうち希望するものは職業軍人とし、残りは災害救助専門の部隊として
編成する。基地がなくなると働き場所がなくなる沖縄県民にはしっかり補償と
雇用の創設を行う。核兵器は使えない兵器なので非核三原則は維持、海外
派兵は国連憲章に基づく国連軍が成立する場合、および人道的に明らかに酷い
虐殺を行っている国への派兵をするべき、と考えている。